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東京湾奥・東扇島を拠点に静岡・伊豆半島や三浦半島のボート釣りなど


2010年10月3日(日)
釣行場所 川崎市東扇島
天気 晴れ、北よりの風強く、やや汗ばむ
潮(三崎) 若潮
満潮14:30
干潮06:49 20:08
釣行時間 15:00〜17:30
キープ 8〜15cmサッパ10尾、13〜15cmウルメイワシ7尾、11〜13cmアジ12尾
リリース サッパ多数

久々の陸っぱり、久々の東扇島
秋も真っ只中ってことで、三浦半島へボート釣りにでも… と思案していたのだが、前日遅くまで外出していたのでこの日はサンジャポが始まる直前まで布団の中。10時を回っており、さすがに遠くへは行けないので東扇島へ偵察がてら釣行することに。
とはいえ、昼間に向こうに着いたところで釣り座などあるわけがない。そんなわけで夕涼み(って季節でもないが…)がてらのんびり出向くことにした。
コマセは自宅に余りがあるし、今回はイソメは使わない予定なので釣り具屋さんには立ち寄らず、ダイレクトに東扇島へレッツ・ゴー!
現地に着いてみると相変わらずアノ数が多いのに驚く。
何の数かって??
ズバリ、路上駐車している車の数ですよ…
有料駐車場が満車だから外に溢れているのかと思いきや、駐車場はスペースが十分空いている。要は駐車場代をケチりたいセコい釣り人が道端にずら〜〜〜っと車を連ねてしまっているのだ。
小生が路駐の列を横目に有料駐車場へ車を滑り込ませたことはもちろん言うまでもない。
駐車台数から考えても、公園はかなりの釣り人でごった返していることは察しがついた。公園先端付近は案の定大人気ではあるが、さすがに15時近くともなると帰り支度を始める人もチラホラと… 小生もそんな一組のグループを見つけて早々に入れさせてもらうことに。聞いてみれば青物狙いで来たものの、豆アジが沢山釣れたと、ビミョーなご様子。
本命は無理だったとしても豆アジが沢山釣れたのならOK牧場ではないか。豆アジならば、から揚げにしてアツアツをいただけばマイウーこの上ない。ただ、数が多いと捌くのが結構面倒だったりするのだが…^^;

ここのところボート釣りがメインになっていたが、やはり古巣の東扇島もなかなかいいものである。ただし、釣り座が空いていればの話であるが(笑)
今回はヘチサビキ用に4号-4.5mの磯竿を、遠投カゴ仕掛け用に5号-5.3mの磯竿を用意したが、周囲を見渡しても青物が回ってきている様子はなかったので、とりあえずはヘチサビキのみチャレンジ。カゴにコマセを詰めて準備OK。サビキ仕掛けをそぉ〜っと海底目掛けて投入。オモリが着底したのを確認した後、少しあおって若干仕掛けを巻き上げ、そのまま待機。
サビキ仕掛けも、量販店で100円で売っているピンクサビキだ。たまにはこういう超お手軽な釣りも楽しいものだ。
なんてことを今回のFishingDiaryに綴っていこうかな…と考えていたら、早速アタリが来た。追い食いさせようと変な下心を出すとその間に仕掛けがグチャグチャに絡まってしまう恐れがあったので、すぐさま仕掛けを回収。するとサッパと小ぶりではあるがウルメイワシのダブルが上がってきた。
東扇島でウルメとは珍しいな。
ちょっと意外な珍客に胸躍らせ、仕掛けを手返すと、またもやサッパが掛かってきた。サッパというと表層に近いところにいるイメージがあったが、この日はしっかりと底近くを回遊していた(笑)
サッパは延々と釣れる気配がしたので、10尾までキープしてそこから先はリリースすることとした。10尾キープしたのはママカリを作るため。
周囲では相変わらず青物の気配は少ないものの、カマス狙いとおぼしき、サビキ仕掛けを投げては巻いて、投げては巻いて、を繰り返すいわゆる「サビキング」に興ずる人もちらほらと窺える。数こそそんなに多くはないが、数尾のカマスをキープしている人もいた。サイズはオーバー20cmといったところか。食べ頃サイズである。
陽も少しずつ傾き、スペースもだいぶ空いてきた。鈴なりとはいかないまでもコンスタントにサッパだけでなく、豆アジ、ウルメイワシが上がってくる。
17時頃に大きなアタリとともに、20cmはあるであろう今回のアジの中では最高のサイズが掛かったが、海面から上げる際に口切れでドボンしてしまった。刺身サイズだっただけになんとも残念><
暗くなり始めるとアタリも遠のいてきたので納竿とした。正味2時間半程度の釣行だったが、困らない程度にオカズもGETでき、なかなか満足の釣行となった。豆アジ、ウルメイワシは唐揚げに、サッパは前述のようにママカリに化ける予定。これまた楽しみ楽しみ^^






2010年9月18日(土)
釣行場所 三浦市小網代
天気 晴れ、はじめ東よりの風強く後弱く、暑い
潮(三崎) 若潮
満潮00:07 15:08
干潮07:30 21:02
釣行時間 8:30〜14:20
キープ 33〜34cmゴマサバ2尾、13〜14cmキス2尾、16〜19cmカワハギ2尾、17cmヒメジ1尾
リリース オキエソ、トラギス多数、

秋です!青物です!カワハギです!
猛暑日は過ぎ去ったものの、真夏日が続いている2010年9月。小生は久々に小網代のボート釣りに出動した。夏も終わり、秋が近づいてくると釣り物となる魚種も目白押しで、今このFishingDiaryをご覧になっている方の中にも、「これからの時期がイチバン好きだ〜っ」って賛同される方が多いことと思う。
今回竿を出す小網代は、青物はもちろんだが秋にはカワハギ釣りのメッカとなり、ボートが全部出払ってしまうことも決して珍しくない。そんなわけで早めに現地へ行かねばと、市営駐車場に到着したのが7時過ぎ。少々心配ではあったが、車はさほど集まっていない。早々に準備を終えるとボート乗り場へレッツ・ゴー!
ボート屋さんに青物情報を聞いてみるとソウダ、イナダが上がっているとのこと。両者とも今年はまだお目にかかっていないので心が躍る。
小生はこの小網代ではいきなり沖に向かわず、最初は湾内でキスや端物を狙うのが定番。
今回も8時半に湾内で実釣開始とした。
水深3〜8m付近の浅場を、アンカーを下ろさずに微妙な流れに乗りながら流し釣りに興じた。するとたまにキスが掛かってきて、中にはオーバー20cmのメゴチも顔を出した。掛かってくるキスは小ぶりなものが多く、ある意味端物釣りには最適。
今回はまず、メジャークラフト クロステージ CRS-732に4号オモリを背負わせ、船用キス仕掛けでキスを狙いつつ、シマノホリデーパック 30-210のほうで端物を狙うことに。端物仕掛けはいたってシンプル。ハリス4号1.5mの先に16号の丸セイゴ針を結んだだけのものだ。
10時半までにキスはポツポツ釣れたが、端物のほうは何にも音沙汰がなかった。
この時期、キス釣りはあくまでも前座。メインイベントは沖に出ての青物&カワハギ狙いである。
お気に入りのエリアである、マリンパーク沖の定置網近辺でアンカーを下ろし、先ほどキスを狙った仕掛けはそのままに、オモリだけ8号に換えてカワハギ狙いとし、先ほどの端物狙いの仕掛けに今度は自宅から持参した冷凍豆アジをチョン掛けして、こちらはヒラメを狙ってみることにした。そしてメインの青物狙いだが、ここのところ連続出場のシマノBJS ボートゲームライト H100+B18に今回も頑張ってもらうこととし、こちらには5号ハリスのウィリー仕掛けで青物全般を狙うことに。
まぁ〜それにしてもトータル3本竿を出すってのはなんとも節操がないが、釣りたい魚種が沢山いるのだから仕方ない(笑)
こんなことが出来るのも、手前船頭であるボート釣りならではだろう。こんなこと、乗合船でやったりしたら…(以下略


ヒラメ釣りの外道として掛かるこのオキエソ君。ファイトした後、水面に姿が浮び上がった瞬間、小生のアドレナリンがさぁ〜〜っと引くのがわかった…(笑)
時刻は11時。早速アタリがきたのはカワハギ狙いの竿だ。ゴツゴツ…というアタリの後、聞きアワせてみると見事針掛かり。上がってきたのはまずまずのサイズのカワハギだ。
小生の中ではその後も連チャンで釣り上げる状況を予想していたのだが、実際には妄想だったようで、掛かってくるのはトラギスのオンパレード。
ここぞとばかりにカモメがキーキー鳴きながら小生の近くにスタンバっているので「ほらよ」と投げてやる。海面に落ちたトラギスに必死に喰らいつこうとするカモメに対し、猛ダッシュで潜水していくトラギス君。
そんなやりとりがしばらく続き、忘れかけた頃にワッペンサイズを1尾追釣した。
時計の針は正午を指している。以前だとここでオニギリを食べたりするのだが、最近はそれも面倒になり、チョコなどの軽いお菓子を口にしながらペットのお茶をガブっと飲むようにしている。ボート釣りの場合、がっつりメシを食べるよりこれくらいのほうが体を動かすにも少々スッキリした感じがするようだ。
「青物も掛からないし、カワハギも渋々… 今日はイマイチ冴えないな…」
と、テンションが下がっていると、豆アジを沈めているホリデーパックの竿先が、クイン、クイン、、とお辞儀を始めた。
波の影響で竿先がスイングしているのか…?
いや、そうではない。明らかに何かがエサにかぶりついている信号だ。
「おいおい、ここで快心の一撃か??」
とニヤついた次の瞬間、竿先がジュド〜ンと曲がった。
そら来た!と竿を手に持つ小生。
次の瞬間から魚の激しい抵抗が始まった。意外とパワフル。このままではハリスが切られるかもしれない。海面に上がってきても最後の最後で切られてはたまらない。ドラグを緩めた後、竿尻を腿の下に挟み、今更ながらタモを組み立てる小生。
この展開は何度目だろう。さして慌てることももなく冷静にタモを組み終えた小生。ここからじっくり獲物と対峙することに。糸を巻いては放たれ、巻いては放たれを繰り返すうちに上がってきたのはこの手の外道として定番のオキエソだった。
何ともいえない脱力感に見舞われた(笑)
サイズにして30cmはあるであろうオキエソ君。小生の中では40〜50cm級ヒラメだったのだが、それはマヌケな妄想に過ぎなかったようだ…
人を馬鹿にしているんだか何だか知らないが、キ〜キ〜とやたらはしゃぐカモメ君。
オキエソ君をリリースするも、さすがにこれだけのサイズになるとカモメも食指が動かないらしい。
小生はお茶をガブ飲みし、ふぅ〜と息をついた。
余談ではあるがこのオキエソ、以前のFishingDiaryでも触れたが、食味はまったくもって最悪。小骨は多いは身はパサパサで粉っぽいわで、どうにもこうにも扱いにくい(><)
練り物の材料としては珍重されるようだが、普通の食用としてこれほどまでに「いただけない」魚も珍しい…
しばらく沈黙が続いたが、そいつを破ってくれたのが、久々にお目にかかるヒメジ君。サイズこそ20cm程度の小魚ではあるが、なかなかの引きをみせてくれた。キス、カワハギ釣りの外道で掛かる魚で、見た目はそんなに旨そうではないのだが実際のところ食味は抜群。特に塩焼きにすると格別。小生の中ではヒメジの塩焼きはイシモチ、イトヨリの塩焼きと並んで塩焼きベスト5あたりに入れてあげてもいいくらいの旨さだと感じている。
「それにしても青物が釣れない…」
ここまで釣れた魚はキス数尾とカワハギ2尾、おまけでヒメジちゃん。
ん〜〜なんとも瀬戸内チックな様相だ(謎)
ただ、この海域では昼過ぎになってからポコポコと青物が回ってくることが多々ある。沖上がり直前の土壇場で釣況挽回なんていうことも珍しくない。
そんな傾向が今日もハマったのか?と思わせる気配が13時過ぎに訪れた。青物狙いのボートゲームライトの竿先がグングンとお辞儀した。
「やっぱりきた!」と、遅かりし青物君の姿を少しでも早く拝みたい小生はジャガジャガ巻き上げる。さほど苦もなく巻き上げることができ上がってきたのは、まずまずサイズのゴマサバだった。
この調子で青物ラッシュとなることを期待したが、見事に気配のみで終了…
後に同級のゴマサバを1尾追釣しただけで沖上がりの時間を迎えることに。
岸に戻ってから周囲の釣果を窺ってみるも、みなさん芳しくないよう。いい人でもソウダ1尾に、イナダ1尾といったところか。
例年、この時期にはいい思いをさせてくれる小網代だけに、今回の結果は悔いが残る。
とはいえ、まだ青物シーズンはもうしばらく続くので、今後に期待したいと思う。






2010年8月7日(土)
釣行場所 横須賀市伊勢町
天気 晴れ、南よりの風強く、暑い
潮(横須賀) 中潮
満潮00:58 16:07
干潮08:47 21:16
釣行時間 10:00〜15:00
キープ 20〜40cmアジ5尾、41cmゴマサバ1尾、40〜46cmマサバ2尾、19cmキス1尾
リリース ネンブツダイ

メガサバ!メガアジ!
お盆も近づき世間はいよいよ夏本番。こうなると水温もギンギンに上がり、釣り人のテンションもビンビン(笑)に。
そんなビンビン状態の小生は今回も横須賀へレッツ・ゴー!といっても、今回向かった先は大津ではなくそのお隣の伊勢町ボートだ。
この伊勢町、潮流も結構速く、なかなか釣りにくいエリアであったりするのだが、その分、「ここ一発!」的な釣果を得られることもあるので小生の中では何気にお気に入りのエリアだ。
朝5時に目覚めたものの、頭がボォ〜〜〜っとして自宅を出発したのは6時過ぎ。それからガソリンスタンド、コンビニ、釣具屋に寄りつつ現地に着いたのは9時半。タックルの準備やらなにやらで実釣開始は午前10時。何時もの遅出釣行となった。
向かった先は横根といわれるポイントから少し沖よりにいったところだ。水深にして約40m。ここでアンカリングし、今回はシマノBJS ボートゲームライト H100+B18とシマノホリデーパック 30-210の2本立てで攻めてみる。ボートゲームライトのほうはマダイ・イサキ用の吹流し仕掛けを装着し、コマセ釣りで青物〜アジ、タイを、いっぽうホリデーパックのほうは根魚用胴突き仕掛けを装着してキス、根魚、アジなど細かめのものを全般的に狙おうという公算。

タモ必須なアジを釣り上げるのは久しぶり。アジもデカイのになると風格すら感じる。
まずはコマセ仕掛けを投入、底付近でコマセを振り出し、落ち着かせたところで胴突き仕掛けを沈める。コマセ仕掛けのほうはエサはオキアミ、胴突きのほうはイソメである。
さぁ、これで2本仕掛けたぞ…と思い一息つこうとした次の瞬間、ホリデーパックの竿先が激しく上下し始めた。
およよ??錘が底についてから10秒くらいしか経っていないのに…??
竿を持って聞いてみると確かに何かがグングン引いている。恐る恐るリールを巻いてみると時折激しい3段引きをみせたるするので慌ててドラグを緩め、慎重に巻き上げる。
いきなりのクロダイ?それともマダイ??
ハリスは2号。大人しくなったと思ったらいきなり走り出そうとするのがなんとも恐ろしい><
水面まで上がってきたとき、黄色っぽい魚体が見えた。上がってきたのはアジ。しかも結構デカイ。目測30cmはあるだろう。
いきなりボウズのがれ。しかも良型のアジなもんだから小生のやる気も全開モード。
続いてはボートゲームライト H100+B18の竿先に異変が。こちらもイイ感じに竿先が曲がり、海中へもっていかれそうな勢い。竿を持ち、青空に向かって竿をシャクリ上げてみる。そこからは速攻でガシャガシャ巻き上げる。今回は4号ハリスを使用しているので前回の2号ハリスのときとは異なり思い切り巻くことができる。
しばらくして水面に浮かんできたのはサバだ。コマセカゴをボート内に収容してハリスを手繰ろうとすると、そのでっぷり太ったサバはいきなり四方八方へ走り出そうとする。この瞬間に口切れしたりするから注意が必要だ。
ボート内にランディングしたサバを見て小生はビックリ。なんと今回上がったのはゴマサバではなくマサバ!体に斑点がないのはもちろん、体高が少し高く、やや平たく見えるのが特徴だ。サイズも40cmくらいありそうだからなんとも美味そう^^
立て続けに良型が掛かってくれるものだから小生もニンマリ。
さぁ、これだけでは終わらない(笑)今度もまたボートゲームライト H100+B18の竿先に大きなアタリ。今度もマサバか?
こうなったら何でもござれ。受けてたつぞよ!
今度のもまたかなりの引き味を見せてくれ、小生はマサバと勝手に決め付けていた。
コマセカゴを収容した後、ハリスを手繰り寄せてみる。ハリスは4.5m。ボート釣りで使うものとしては長いほうだ。今回のも凄い引きなので、走り出された瞬間に枝針がグローブにブスッと刺さらぬよう注意を払いながら手繰り寄せる。
が、しかし、目の前に現れた魚体に小生はビックリ。サイズこそ40cmくらいに見えたが、サバではない。なんとまぁマアジである。
こんなサイズのマアジは手漕ぎボートの釣りでは滅多にお目に掛かれない。このままハリスを手繰り寄せても抜きあげる際にバレてしまう可能性がある。なんで今頃に…という感じは否めないが送ればせながらタモを組み立てることに(爆)
ハリスを握っていた手をいったん離し、ドラグをかなり緩めてマアジを半ば自由に泳がせ、その間にタモを組み立てて横に置いた。そこから再度ハリスを手繰り寄せ、魚が浮いてきたところで右手にハリス、左手にタモといった感じでそのジャンボマアジをタモ網の中へなんとか誘導。我ながらお見事!って感じでマアジをGET。
とにかくこのマアジがデカイ。先ほど釣り上げたマサバと同じくらいの体格だ。クーラーボックスの中に入れた後も暴れ続けている。
後検40cm。この界隈の乗合船では決して珍しくないサイズだが、手漕ぎボートの釣果としてはかなりレアだ。
ん〜〜なんともたまんない^^
小生久々にノリノリな感じの釣りを楽しんでいる(笑)
もうすぐ正午になろうかというその時、またもやおっきな生体反応。その反応をキャッチしたのは本日絶好調のボートゲームライト H100+B18
ムーチングロッドなのでギュインっと竿先が海中に突っ込まんとするその様に、小生のアドレナリンも瞬時に放出、竿を持つや否や速攻でリールを巻く。が、今回のは今まで以上に強い引きだ。一瞬軽くなったと思ったら、次の瞬間猛ダッシュで海底方向へ走り出すので文字通り竿を持っていかれそうになる。これは4号ハリスでも厳しいのでは…??
何が掛かったのかよくわからないがその魚の引きからして不安感が小生を支配し始めた。
とはいっても、まさかワラサが掛かったわけではあるまいし、落ち着いて対応すれば何とかなるはず。
小生はリールのドラグを緩め、いきなりの強い引きに対しても、竿を上下左右に柔軟に遊ばせた。
ヒットしたのは海底から6mくらい上のあたり。なので海面まで巻き上げるのにしばらく時間が掛かりそう。
今度はタモもきちんと用意してあるので、さっきよりは気分的に少し落ち着いている。とはいえ、なんとしてでもこいつをGETしたい。バラしてはいけない。。というプレッシャーで心臓は少しバクバク。
浮かび上がってきた魚体はサバだ。しかもさっきのマサバより明らかに大きい。
海面近くに来てから激しい抵抗を続けるマサバ君。ハリスをしっかり持っていないと指と指の間をハリスがスルスル〜と抜けて枝針がグローブに刺さりかねない。グローブにならまだいいが、むき出しになっている人差し指や中指にでもブスっ刺さったらと思うと…マジコワイ…
ふいにサバがフルスロットルで逃げようとするたびに、あっ、切られるかっ??とビクビクしたが、どうにかこうにかタモ網の中に納まってくれた。
ボート内に収まったあともバッタンバッタンとのた打ち回り、その様もなかなかの迫力。クーラーボックスに入れてみるとスペース長にピッタリ納まるサイズ。クーラーボックスの中は数こそ多くはないが、サイズのいい魚が肩を並べ、とても華やかな感じだ。
午後になり風がかなり強くなってきたので、大物ポイントでの釣りは断念し、岸寄りへ移動することに。
移動した先はちょうど横根と呼ばれるところの近くで、水深は約20m。この辺もポイントとしては悪くないはず。こちらでも両竿ともに飽きない程度に反応を示し、良型のゴマサバ1尾に20cm級のアジを数尾追釣することが出来た。しかし、水深の違いだろうか、こちらではマサバの姿は見られず、アジも20cm台(この辺のエリアではこれくらいがアベレージサイズなのだが…)といった感じである。
沖上がり後、ボート屋さんに釣果を見せたら大マサバに興味津々。このボート屋さんは走水沖に仕立て船も出しているのだが、手漕ぎボートでこれだけのサイズのマサバをGETしたことに驚かれていた。(小生はもっと驚いていたが…笑)
さらに、どうやら水深の深いところで竿を出していたことも大マサバが釣れた理由ではないかとも言っていた。後からネットで調べてみると、マサバとゴマサバではマサバのほうが水深が深いところを好むらしい。やはり水深も重要なのか…
この日は奇しくも「よこすか開港祭2010」
久々に釣りの醍醐味を味わえる釣果を得られた小生は納竿後、ドブ板通りでハンバーガーを喰らい、満腹になったところで横須賀港の花火大会を見物。1万発の花火はさすがに圧巻。小生にとっても横須賀市民にとっても熱い1日だった。
そんなわけで帰宅したのも夜遅く、疲れてもいたが、マサバとアジは生食予定なので早いところ下ごしらえしないとマズい><
FishingDiary用の写真撮影も早々に終わらせ、マサバ・アジは刺身用として解体〜♪
特にマサバの身は脂もイイ感じにのっており、なんともそそられる。我慢できずにハラスや中落ちのところだけ醤油を垂らしてつまみ食いしたら美味いのなんのって!新鮮ゆえにサバ特有の生臭さも皆無でその食味は天然マグロの大トロに匹敵するといっても褒めすぎではない美味さである!スーパーマーケットや定食屋でお馴染みのノルウェーサバのようなお下劣(失礼っ・笑)な脂ではなく、品位をわきまえた感のある(?)脂ののり方だ。翌日、身は刺身と漬けの2種類で味わったがどちらも絶品。
そういえばブランドサバとして有名な松輪サバって中の瀬や金沢沖付近で獲れたマサバなんだよなぁ…っていうことは今回小生が釣り上げたサバも…ニヤリ(笑)さすがブランドに偽りなしっ!といったところか。大アジのほうも脂がのっており、たたきで食べたがこちらも文句なしっ。
この勢いで今秋はワラサあたり狙いたいね。と、調子こく小生だった(爆)
帰宅後、今回釣行した伊勢町の隣の大津のボート釣果をネットで調べてみると、同日に岸から100mくらいのポイントで50cmクラスのイナダが連発したとのこと。ここ最近は猛暑だの異常気象だの言われて久しいが、こうなってくると海の中も例年と違う様相になってくるのか。たしかにこの時期に横須賀の岸寄りで50cmイナダなんて珍しい。こりゃぁ今シーズンの東京湾奥は例年より早く青物祭りが開幕しそうだ。。。こっちの祭りも今後目が離せない!






2010年7月19日(月)
釣行場所 横須賀市大津
天気 晴れ、南よりの風強く、かなり暑い
潮(横須賀) 小潮
満潮11:11 21:52
干潮04:33 15:48
釣行時間 9:00〜15:00
キープ 24〜38cmゴマサバ3尾、15〜24cmキス7尾
リリース トラギス、ヒイラギ、ベラ

夏がきた!!
梅雨も明け、世間は3連休。その3連休の最終日、ズバリ!「海の日」に小生は横須賀市は大津港沖でボート釣りをするべくレッツ・ゴー!した。今までだと未明のうちに現地に向かい、車中で仮眠した後に出港というパターンが多かったのだが、最近では東京から近い場所でのボート釣りの場合、自宅で夜早めに寝た後、早朝5時くらいに起床して現地に向かうようにしている。それだと、やや遅出ではあるけれども体をゆっくり休めたうえでの釣行が出来、釣行後の疲れも幾分軽減できるのだ。
この日も9時前に出港したが、小生がお邪魔したボート屋さんでは小生はなんと2ハイ目。連休の中日である前日の日曜日はかなりの釣り人でごった返したようだが、連休の最終日のこの日は釣り人の数もグッと減ったようだ。
春先には比較的沖合いまで行かないとアジにありつけない、この大津も、この時期ともなるとだいぶ岸のほうにまでアジが来るようになり、近場のポイントで五目釣りが楽しめるようになる。それを狙っての今回の釣行だ。

梅雨も明け、いよいよ夏本番。久々の青い海と青い空。
港の出口からさほど遠くない場所でまずは胴突き仕掛け1本だけを使って底物全般を探ってみる。この大津港は細かい根が点在しており、キスポイントや根魚ポイントがてんでんばらばらに存在する。
小生が仕掛けを落としたところは果たして何の魚のポイントなのか…
仕掛け投入後すぐに反応が出た。胴突き仕掛けを装着したシマノホリデーパック 30-210の竿先がビクンビクンと気持ちいいほどにお辞儀している。しばらくお辞儀を続けさせ、そろそろいいかな…と大きくアワセを入れる。心地よい重量感を感じながらあがってきたのは20cm級のキスだ。
その後も頻繁というほどではないがコンスタントにアタリ到来。時期的なものもあるのか、上がってくるキスはみな良型だ。そうこうしていると10時半頃、今まで以上の激しいアタリをキャッチ。竿先はビックンビックン。小生の心臓はバックンバックン。こうなると嬉しくてたまらない。竿を手に持ち軽く聞きつつ、アタリが伝わってくるのをしばらく堪能した後、グイっと竿先をあおった。
リールを巻くが結構重いぞ。これはカサゴか?いや、カサゴだったらこんな悠長に遊んでいる間に根に潜られてしまうから違うか…
色々な思いをふけていたところに姿を現したのは、久々にお目にかかるデカキス。かつて東扇島で釣り上げた自己最高サイズ27cmには及ばなかったが、後検24cmの文句なしの良型だ。
おっと、、、今回はキス専で来たわけじゃない。本来の目的であるアジも狙わねば、と、遅ればせながら2本目の竿を用意。今回アジ狙いで使用するのはFishingDiary初登場のシマノBJS ボートゲームライト H100+B18。今年の春に発売開始されたボート釣り専用ロッドである。たった1mの長さの本体の後部に約40cmの長さのバットを接続して使う、バットジョイントシステムというやつだ。今まで手漕ぎボート釣りで長さの短い竿を使うとなると、文字通りコンパクトロッドと呼ばれるものしか流用できなかったのだが、それだとせいぜい30〜40号程度までの錘しか使用できない。
一方、このボートゲームライトはS100、M100、H100の3タイプで展開され、Sでは錘負荷40号まで、Mでは60号まで、そして今回小生が投入したHでは80号程度までイケてしまう。ボート釣りでコンパクトかつ強靭な竿を求めていたボート釣りフリーク待望の1本といっても過言ではないだろう。
コマセを振り出し、しばらく待っているとピクピクッというアタリが。なんだかアジのそれに似ている。
こいつは新竿にとって幸先のいいデビュー戦かぁ?と半ば余裕綽々で巻き上げてみると、獲物が鋭く走り出した。
およよよ??アジでない?
慎重にハリスを手繰り寄せると針先には20cm級のサバが掛かっていた。
ん〜〜〜微妙だぁ…
まぁ、今シーズン初めてのサバ(笑)だし、よしとしますか^^;
その小サバの後はコマセ仕掛けのほうはシーンと、水を打ったような静けさ。
ただ、その間にもキス仕掛けのほうには本命のキスや外道のトラギスが飽きない程度に針掛かりしてくれる。
港を出て目の前。当地で言うところの港口と一つ目の排水溝の間を沖に流すライン(水深15m前後)だとこの時期良型のキスを見ることが出来るようだ。
午後になり、相変わらず日差しは強いものの風があるので猛暑とは感じない。また今回は日焼け止めも塗り手繰っているので、顔や腕のヒリヒリ感も全くなく快適♪快適♪
ただこの時点でもアジはまだ釣れておらず、クーラーボックスの中はキス数尾と小サバだけ。
沖上がりの時間も近づいてきた14時半、放置してあったアジ狙いのシマノBJS ボートゲームライト H100+B18の竿先がグイングインと激しく曲げられた。
アジじゃない!
久々に味わう大きなアタリだったが、小生には何のアタリなのかすぐにわかった。
即座にアタリ棚を確認する。リールのカウンターは5mを指している。ただこれはカゴの位置で、ハリスはそこから先に2m伸びている。
アジ用の仕掛けなのでハリスは2号。ゆえにこれはタモ必須だ。しかしまだ組み立てられていない。ドラグ緩め、竿尻を腿の下に挟みこんでどうにかタモを組み立てた。その間にも4mほどラインが出ていった。
細いハリスに対して獲物は容赦なくテンションをかけてくる。竿を持った手を縦横無尽に動かし、なんとしてもバラさないよう応戦。
ラインが出ては巻き、出ては巻き、、の繰り返しでどうにかネットイン。
上がってきたのは40cm近いゴマサバ。2号ハリスで上げるとは我ながら上出来だ(笑)しかし、そんなことが出来たのも、今回初投入した、シマノBJS ボートゲームライト H100+B18のおかげかもしれない。ムーチングの6:4調子が青物の激しい抵抗もうまく吸収してくれたのだと思う。
その後も同じ棚で2回ヒットし、1回目はなんとか同級を上げることが出来たが、2回目はやりとりを開始する前にギュインっ&スパッとハリスを切って逃げていってしまった。40cm級のサバだったのだろうか??なんとも残念である。
今回の釣行、アジはお目にかかれなかったが、この時期旬の良型ゴマサバをGETできたのでまぁまぁ満足か^^
帰宅後すぐに捌いて漬けにして食べたが、生食だと脂もかなりのっていて絶品!良型キスも天ぷらにして食べ応え十分!!
釣ってよし、食べてよし!の海釣りはいいねぇ〜〜〜〜〜〜^^
ここ最近、当地では岸から程近いところでアジが釣れ始め、今回サバをGETした場所も岸からそう遠くないところ。こうなるといよいよ青物季節到来といったところか。
あ、余談ではあるが、馬堀海岸のヤシの木が並んでいる海岸通りの上下線にオービスが新設されたよう。小生が見たときは支柱にビニールが掛かっていたので、設置後間もないものと思われる。頭上から撮影されるタイプで、昼間だと直線区間でその存在がよくわかるのですが、夜間だとわかりづらいので通行される際にはご注意のほどを…






2010年6月13日(日)
釣行場所 川崎市千鳥町、東扇島
天気 曇り、南よりの風強く、暑い
潮(横浜) 大潮
満潮04:23 18:32
干潮11:30 23:51
釣行時間 14:30〜15:30
16:30〜18:30
キープ 17cmマハゼ1尾、28cmカレイ1尾、(もらいもののキス2尾)
リリース ダボハゼ

入梅前にプチ釣行
むむむ、、、関東地方もそろそろ梅雨入りか、、、って感じをうかがわせる6月13日、小生は久々に東扇島へレッツ・ゴー!した。
本来ならば横須賀界隈のボート釣りでアジでも狙いたかったのだが、強風の予報が出ていたので諦め、近場で手を打つことに。
東扇島へ上陸する前に川崎本土側の某所でキスを狙う。昨今、川崎周辺では竿を出せる場所が限られ、その限られた場所目指して釣り人が殺到するという光景が珍しくない。今回のこの場所も釣り座は決して広くないのであえて場所名を伏せさせていただくことをご了承いただきたい。
小生が準備をしていると、隣で竿を出されていた年配の方がキスを釣り上げた。投点はさほど遠くない。これは期待できるか。
投げ竿1本、シマノホリデーパック 30-210の2本体制でブッ込んでみる。早々にホリデーパックのほうにピクピクッというアタリが来たが、エサだけかじられて針掛かりはしなかった。その後もしばらくの間、投げては少し経ったころにサビいて、、、の動作を繰り返したが、誠に残念ながら、そういった誘いに魚がノッてくることはなかった。
しばらくすると隣りで竿を出していた年配の方が、撤収されるとのこと。帰り際、キープしていた2尾のキスを小生にくれるというので、ありがたく頂戴した。
小生も程なくして撤収、移動。東扇島に上陸した。
先ほどと同様の投げ竿1本+シマノホリデーパック30-210の2本に、メジャークラフト クロステージ CRS-732を加えて、広範囲を狙ってみる。
するとすぐにホリデーパックの竿先に反応が。少しピクピクっと揺れたが、それっきりで本アタリらしきアタリに続かない。少しサビいてはみるが、追ってくる気配もない。
曇天でやや蒸す感じもあるが、もの凄く気温が高いわけでもないのでまぁなんとか過しやすい。天候の事情で仕方なかったが、出来ることなら梅雨入り前にボート釣りをやり納めておきたかったなぁ・・・などとちょっぴり悔いていたところへガガガガッという無骨な強いアタリが。今回アタリが来たのは、クロステージだ。仕掛けはすぐ目の前にポトンっと落としておいたもの。
慌てて竿を手に取り糸を張ってみると連続的に魚の引きが伝わってくる。
「こうなりゃ即効アワセだ!」
グイッとアオり、リールを巻くとこれが結構重い。途中、岸とは反対のほうへ走り出そうとするもんだから少しビックリ。海面に上がってきた獲物にさらにビックリ。この時期はノーマークのカレイ君だ。サイズこそ30cmには満たない感じだったが、ロックフィッシュ用の竿でやりとりしたので引き味は最高だった。
隣で竿を出していたグループの方も気になって見にこられ、少々羨ましがられていたようだ(笑)
ん〜〜、このへんのやり取りが陸っぱりならではといった感じ。ちょっぴり懐かしさを感じた。
すると程なくして、さっき見にこられたお隣さんも遠投で良型のイシモチを上げられたよう。今度は小生のほうが羨んだ^^
その後、たまにアタリがあるものの針掛かりはせず、年越しのデカハゼが掛かったのみで今回は納竿とした。薄暗くなりかけた頃、隣にアナゴ狙いの年配の方がやってきた。6月だし、これからの時期はアナゴもいいなぁ。。。そんな思いにふけながら小生は東扇島を後にした。
帰宅後、カレイは煮付けにしたが、意外と食べ応えもあり、エラを含む頭部を切り落として調理した甲斐もあってか美味しくいただくことが出来た。



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2010年5月27日(木)
釣行場所 南房総市富浦・鋸南町勝山港
天気 曇り後晴れ、風初め無く後弱く、暖かい
潮(館山) 大潮
満潮02:47 17:07
干潮09:58 22:06
釣行時間 7:30〜13:30
16:00〜17:30
キープ 11〜17cmキス10尾、12cmメゴチ、19cmカワハギ1尾、20cmワニゴチ1尾
リリース フグ多数

空は晴れたが釣果は晴れず…
釣友F氏に誘われ、今回も2度目の開催となる春の富浦ボート釣行。しかし今回はなんだか気が重い。
天気が悪すぎるのだ。
26日から27日に日付が変わろうとする頃、小生は練馬区の自宅を出発。このときの天気は雨。
アクアラインを抜けて館山道を走るが雨足は強まるばかり…><
未明に富楽里PAに車を入れてしばし仮眠。6時、F氏からの携帯コールで目を覚ますが相変わらず雨は本降りだ。
慌ててF氏の待つ富浦インター前のセブンイレブンに向かうと、雨は小降りに。
遠くには雲の切れ間も見え、小生のテンションも幾分回復か。

日差しを受けたシロギスの魚体はなんとも美しい。
F氏は結構やる気のようだ。一刻も早くボート屋へ向かいたいようだ。小生はマッタリとセブンイレブンのおにぎりをかじりながら味噌汁をすする。やや重い腰を上げ、F氏とボート屋に向かった。
平日ということもあり、ボート屋はガラガラ。
7時半に出港。ポイントは直ぐ近くの河口沖のところ。水深も2m程度とかなり浅いが、一投目から小気味よいアタリが。
本アタリであろう魚信を確認した後、上がってきたのはまぁまぁ良型のシロギス。その後も2尾目をゲット出来たが、それから後が続かない。この「後が続かない」というフレーズ。以前のFishingDiaryでも書いたが、書いている自分でも嫌になってくる(笑)
まぁ、それだけここしばらく好釣の記録がないことを意味しているのだが…><
天気のほうはだいぶ回復してきた。というか、そこからの回復が目覚しく、昼前には青空が広がるまでに。
遠く、横浜や東京方面を望むと相変わらずグレーの雲が分厚く立ち込めている。後からテレビのニュースで知ったのだが、昼過ぎの都心は土砂降りだったとか。。
小生のキスが4尾になったところでF氏に電話を入れてみると、キス6尾とのこと。しかし当人のこの日の本命はキスではなく、イカ。
小生と異なりキス・イカの兼用ポイントで粘るも、イカの反応はとても薄いよう。
小生のほうもキスのアタリが非常に少なく、アタリがあったとしても食いがとても浅くなかなか針掛かりしない。リールを巻いても餌だけ食われた針が上がってくるのみ。
その後、小生はこまめに移動を繰り返すが、ぜ〜〜〜〜んぜん釣れない。アクアライン代+館山道代+富津館山道代をかけてきたのになんというありsummer〜〜♪
昼過ぎにボート屋さんの見回りがあり、こんな深場では釣れないよ。とのことで再び浅場へ連行。浅場ではアンカーを打たずに流し釣りで探っていく(あわよくば拾っていく??)感じに。

たまにボート屋さんの見回りがあり、釣況が渋いと他のポイントへ曳いていってくれる。

午後にはこんな青空に。ここが東京湾であることを忘れてしまう、そんな風景だ。
しかしこれも一流しにつき1尾釣れる程度。はっきり言って惨敗だ><
小生はこのFishingDiaryを始めてからというもの、フィールドの悪口はあまり言わないようにしてきたが、この富浦というフィールドはボート釣りエリアとしてのポテンシャルは低いように思える。富浦でボート乗るなら、北隣の岩井海岸か南隣の館山湾か…そのほうが賢明ではないだろうか。
おかげさまでここ富浦ボートでの釣果はキス9尾に終わった。ちなみにF氏はキス6尾…><
お互いかなりしょっぱい釣果だ。
その後、富浦を後にした2人は勝山のF氏オススメの寿司屋で腹を満たし、釣りのお口直しとばかりに勝山港でほんのひと時陸っぱりに挑戦。1時間半という短い時間ではあったが、投竿1本のみでカワハギ、キス、そして小さいながらもワニゴチをGET。富浦ボートより勝山港の陸っぱりのほうが熱いんでない!?
帰宅後、キスは天ぷらにし、揚げたてに塩振って食したが激ウマー!
キンキンに冷えたホッピーと見事なコラボレーションを奏でてくれたことは言うまでもない。



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2010年5月1日(土)
釣行場所 横須賀市大津
天気 晴れ、風初め弱く後強く、暖かい
潮(横須賀) 中潮
満潮05:20 19:28
干潮00:07 12:37
釣行時間 8:30〜15:00
キープ 60cmアナゴ1尾、22cmウミタナゴ1尾、19〜25cmメバル2尾
リリース ミニカサゴ、ミニメバル、リュウグウハゼ、ヒイラギ

超久々のボート釣り
超久しぶりのボート釣りで、かつ久々の釣行記。前回の釣行記を見てみると昨年11月29日の木更津マイワシ釣行が最後のFishingDiary。そういえばそんなこともあったっけ。時が過ぎるのは早いなぁ…
なんて言ってる場合ではない。
冬も終わり、桜も散り、都心に季節はずれの積雪…なんてこともあったけど、季節はもう春!巷はゴールデンウィーク突入である。
そんな中、小生は久々に横須賀市は大津港を訪れた。春先定番のアジ・イシモチ狙いのボート釣りである。
現地には7時前に到着したものの、GWということもあり沢山の太公望で駐車スペースもままならない。船着場側の駐車場に車を入れて早速出港!

好天に恵まれたGW初日。大津沖は沢山の手漕ぎアングラーで賑わった。
沖合いにはすでに沢山の手漕ぎボートが集まっている。この日の天気予報では、午前中は風は穏やかだが、昼前くらいから西よりの風が強くなるとのことだったので、朝のうちに沖まで漕ぎ出すことに。目指すはアジ・イシモチが狙える「竹山出し」と呼ばれるポイント。小生が大津沖でボート釣りをする際に必ず竿を出す定位置だ。
周辺にはボートが沢山集結しているので、潮の流れを考慮しながらアンカーを下ろす。投錨位置の判断を誤ると、自分のボートが他のボートにニアミスしたり、ひどい場合はそのままコツンと当たってしまうので要注意だ。
なんとか周囲のボートから均等に離れた位置に落ち着き、仕掛けを投入。1本目は今シーズンから本格投入となる、シマノのシーマイティ ディノ 73 50-210に天秤+カゴ・オモリ+ビシアジ仕掛けの組み合わせ。言わずもがなアジ狙いのタックルである。そしてもう1本はシマノホリデーパック 30-210に胴突き仕掛けの組み合わせで、これでイシモチやメバルなど底付近の魚を狙う。
実釣開始は8時半。仕掛け投入後2〜3分でホリデーパックのほうに魚信が来た。竿先がグングン激しくお辞儀をしている。
「おっ、いきなりイシモチ君!?」
そう気を良くしてリールを巻き上げる。その間にも獲物が暴れるのが手に伝わってくる。水面に上がってきたのはうっすらピンク色の魚体。期待したイシモチではなかったが、なかなか良型のウミタナゴだった。
実釣開始後早々に釣れるのはここ最近珍しい。今回は何気に期待できるか??
しばらくすると今度はビシアジ仕掛けにアタリが。竿先がクンクンお辞儀している。しかしアタリの大きさからして、アジではないよう。カタクチイワシか??そんな風に感じる小さいアタリだ。上げてみればミニメバル。お土産に出来るようなサイズではないのでリリース。
どんどん続け〜〜!と願ったが、アタリはそれだけでパッタリ止まってしまった。
周囲を見渡すが、他の釣り人もあまり動きがないようだ。中には寝てしまっている人もいる。小生もしばしウトウトと、ボートに乗りながらもさらに船を漕ぎ始めた。
空は快晴で気温も暑くなく寒くなく、とても心地いい。
目が覚めてみると時計の針は11時を指していた。エサを換えるべく、リールを巻き上げた。

15cmにも満たないリリースサイズのメバルは意外と掛かるのだが…
せめてもう数cm大きいのが掛かってくれれば、なお嬉しい。

横須賀の近代的な街並みをバックに釣り師の手漕ぎボートが浮かぶ大津沖。この絶妙なギャップ感のある絵が小生は好きである。
すると、胴突き仕掛けのほうがやたらと重い。そして重さの中にもグググッという生体反応が。ハリスは1.5号と細いのでドラグを調整しつつゆっくり巻き上げた。
これはもしや…
予想は的中。仕掛けの先にはデップリ太ったジャンボアナゴが掛かっていた。
奴さんはかなりぐったりしていたが、船内に上げるとスノコにその巨体を巻きつけ、口をガ〜ツと開いて威嚇してきた。なんとも握り甲斐のあるアナゴ君。多きいサイズのアナゴは大味と思われがちだが、実はそんなこともなく美味かったりする。
「いまいち渋いなぁ…」
小移動を何度か試みるがアタリはいっこうに来ない。そのうち潮もかなり動き始め、ビシアジ仕掛けのほうも今まで付けていた50号の錘では太刀打ち出来なくなってきた。
ビシアジ仕掛けのほうを70号錘に交換し、胴突き仕掛けの錘は30号から40号に交換した。
周囲の釣り人たちも相変わらず閑古鳥が鳴いているか。しいていえばサビキ仕掛けの人にポツポツとカタクチイワシが掛かる程度だ。
13時過ぎ、胴突き仕掛けの竿先が激しくお辞儀した。これは尋常じゃない。竿を手に取るとなおも激しい引きが伝わってくる。すぐさまドラグを緩めて慎重にリールを巻き上げる。水深は26m。ドラグをジージー鳴かせながら水面に2尾の姿が浮かび上がった。良型メバルの一荷だ。うち1尾は結構デカイ。小生的にはかなりご無沙汰なサイズである。
14時過ぎ、アタリも遠のき、西よりの風も強くなってきたので岸近くへ移動。浅場のキスを狙ったが、掛かってくるのはリュウグウハゼやヒイラギといった外道ばかり。こやつらの相手をしている間に沖上がりの時間が近づいてきたのであえなく納竿。
帰港後、ボート屋さんに聞いてみると他の人の釣果も厳しかったとのこと。アジについていえば、そのボート屋さんのお客さんでも、いい人で十数尾だったそうな。
先ほど釣れたメバルは後検25cmあり、煮付けにしたが、これが美味いのなんのって!本命のアジ・イシモチにお目にかかることは出来なったが、旬の魚に舌鼓を打つことが出来、満足♪満足♪
ここ大津は快晴の空の下、昼の魚だけでなく本来夜釣りで狙うような魚も同時に狙えるのが素晴らしい。
小生の釣りも少しばかり遅い開幕となったが、今シーズンも美味い魚をバンバン釣り上げていきたい。
そんなわけで今シーズンも、「レッツ・ゴー!東扇島!」を、そしてFishing Diaryを宜しくお願いいたします!




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