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ちょっと気の利く(!?)話題から、どうでもいいような話題まで、
忘れた頃に更新されるのが「特集」。現在ネタなし進行中(謎)

第1回




ここに1枚の写真がある。これは平成16年の大晦日に「その他地域BBS」に寄せられた釣行記の写真である。
投稿されたのは、日頃から当サイトを利用されているだねさん。
一見何の変哲もない13尾のカワハギの写真のように見えるが、これらのカワハギ、三浦半島の葉山の先、佐島から出港のカワハギ船での釣果で、13尾という釣果は船中第2位。竿頭が14尾というのだから、この釣果は賞賛に値する。しかし驚くのはそれだけではない。
釣り船に乗船して沖釣りにチャレンジしたのは今回が初めて。しかも当日使用したタックルはコンパクトロッドにスピニングリールとのことで船長もビックリしたとか。

日頃、みなさんがどんな道具を使っているのかという話題は、何気に興味深いところでもあったりする。
この釣行記を見て、いったいどんな道具でこれだけのカワハギを釣り上げられたのか、興味を抱いた私は釣り歴1年余のだねさんからお話を伺うことができた。


JT20: それにしても羨ましい釣果ですね。これだけの量だと、かなり食べ応えがあったんでは。
だねさん:
(以下:敬称略)はい。みんな肝和えで食べたのですが、マイウーでした(笑)
JT20: だねさんの釣行記はいつも楽しく拝見していたのですが、しばらくの間は書き出しの部分に「初心者マークのだねです」って書かれていましたよね。釣りを始められたのはいつ頃なんですか。
だね: 一昨年の秋頃、だったでしょうか。釣り自体はそれ以前に何度か職場の人と行ったことがあるのですが、行くというよりは付き合わされてたって感じでした(笑)
JT20: あ、それ私もわかります。私も昔、といっても5〜6年前ですが、職場に釣り好きの人がいて、何度か釣具屋での買物に付き合わされたことがあります(笑)私もその頃は釣りにあまり関心がなかったので、付き合っていたって感じでした。
ちなみにご自身で釣りに行かれるようになったのは、その後からですか。
だね: はい。家族で三崎港とかに行ったりしましたね。
JT20: その後に東扇島に通われはじめたようですが。
だね: 東扇島というのは知ってました。でも釣りスポットであることは知りませんでした。家族で釣りに行っていたので、近場で釣りができる手ごろな場所がないかなーとネットで調べていたとき、あちこちネットサーフィンしていたら「レッツ・ゴー!東扇島!」に偶然たどりついたんです。それで行ってみたのがきっかけなんです。
JT20: このサイトがきっかけで東扇島に。なんだか嬉しいような恥ずかしいような。ありがとうございます(笑)
ちなみに今回は、暮れにだねさんが投稿された釣行記を読んで、その釣果の素晴らしさはもちろんのことなのですが、使ってらっしゃる道具がちょっと気になったんです。コンパクトロッドを使われたそうですが、いつ頃購入されたものなんですか。
だね: 一昨年の秋でしょうか。ちょうど東扇島に行き始めた頃です。その頃はスバル前でヘチに仕掛けを垂らしてフッコを狙っていたんです。でもあの釣り方だと持っていた何本かの竿をヘチに垂らすのに使ってしまうので、チョイ投げとかするための追加のコンパクトロッドを探していたら、釣具屋で手頃な感じのものがあったので買ったんです。
JT20: スバル前の垂らし釣りですかぁ。今となっては懐かしい光景ですね。私も一時はハマりました(笑)
ちなみにコンパクトロッドと一口に言っても色々ありますが、どんなやつなんですか。
だね: シマノのホリデーパックというやつです。2.1mの錘負荷20号タイプのものです。リールはネットオークションで落札した、ダイワのトーナメントSの3500番だったかな。
JT20: コンパクトロッドですと、東扇島では結構活躍されたんでしょうね。
だね: はい。東扇島では色々重宝しました。運河側のチョイ投げでキスのツ抜けも出来ました。
JT20: 私もコンパクトロッドは持っていますが、意外と重宝なんですよね。やはりチョイ投げで一番多く使いますが、穂先も適度な柔らかさがあるので、投げ竿で置き竿にするよりもアタリが敏感に出ますし。
でも、その竿をカワハギ船で使おうと思われたのはなぜですか。
だね: いや、別にこれといった理由はないんですが、去年の秋に西伊豆でボート釣りをしたときにその竿を使ってカワハギを狙ったんです。そうしたら釣れまして、だったら釣り船でも使えるんではないかと思ったんです。
JT20: ちなみに船中では周囲の人も同じような道具を?
だね: いえいえ。私以外全員、カワハギ竿に両軸リールでした。コンパクトロッドにスピニングリールという組み合わせは私だけだったので、最初はちょっと恥ずかしかったです。しかもポイントに着いてから錘は30号でとのアナウンスがあったのですが、私は25号しか持っていなかったんですよ。それで困っていたら隣の方が30号の錘を下さったんです(笑)
JT20: でも船中第2位の釣果!
だね: 自分でも驚きました。下船時に船長から「いい竿だね〜。スピニングもいいな〜」と声をかけられ、なんだか嬉しかったです(笑)
JT20: 錘負荷20号の竿に30号の錘の組み合わせはどうでした。
だね: 全然問題なかったですよ。少し重めの錘を付けたほうがかえってアタリがとりやすかったかもしれません。
JT20: 釣行記ではビギナーズラックと書かれていますが、その釣果は凄いですよ。セオリー通りの道具を揃えなくても釣りは楽しめる。それどころか好釣果だって期待できる。というひとつの例かもしれませんね。
ところで、これも気になっていたことなんですが、だねさんは釣りを初めて1年ちょっとということですが、釣果・魚種ともに実績を伸ばされていますよねー。秘訣といったら大袈裟かもしれませんが、普段ご自身で心がけていることってありますか。
だね: そんなたいそうなものはないですが、まだまだ知らないことが沢山あるので、ネットや雑誌で情報を収集し、自分でも色々な釣り方を試すようにしています。
JT20: なるほどぉ。釣りっていうと、どうしても自分の世界で凝ってしまう趣味のイメージが強いですが、色々なことを柔軟に取り入れる姿勢も大切なんでしょうね。
ちなみに今後はどのような釣りをしたいと思われていますか。
だね: そうですね、釣ること自体も楽しいですが、それ以上に肝和えにハマってしまった(笑)のでまたカワハギ船に乗りたいですね〜。
JT20: これからも好釣されることをお祈りしております。今回は色々なお話を聞かせて下さりありがとうございました!



取材:平成17年1月15日


自重150g・仕舞寸法45cm!チョイ投げだけでなくボート釣りまで1本でこなせるスグレもの!
シマノ ホリデーパック20号-210T
コンパクトロッドというと、初級者アイテムの代名詞的なイメージがありますが、陸っぱりアングラーなら必ず1本は持っていたい便利アイテム。堤防でのチョイ投げでも幅広い魚種を狙えることから、コンパクトロッドでオイシイ思いをした人のお話をよく耳にします。一般的にカワハギ竿は安いものでも1万円くらいすることを考えると、今回お話を伺っただねさんもそんなお一人かもしれません。お話の中で登場したアイテムのうち、シマノホリデーパック(20号−210T)は現在でも発売されているようですが、このクラスのコンパクトロッドは量販店でも細かく品揃えしていない場合があるので、隠れた銘品(!?)かもしれないですね。

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