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東京湾奥・東扇島を拠点に静岡・伊豆半島や三浦半島のボート釣りなど


2007年11月25日(日)
釣行場所 東扇島
天気 晴れ、風穏やか、昼かなり暖かい
潮(横浜) 大潮
満潮5:43 16:20
干潮11:02 23:27
釣行時間 11:00〜16:00
キープ 11〜17pハゼ12尾
リリース ダボハゼ多数

結構熱いぞっ!落ちハゼ釣り
北国からは大雪の便りもちらほらと聞かれ、関東でも寒風吹き荒む季節になってきた今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
3連休の最終日、小生は落ちハゼ釣りをすべく、川崎市内へとレッツ・ゴーした。まずは何時もの釣具屋に立ち寄り、落ちハゼ情報を聞いてみた。すると東扇島へ向かう道中の某所で結構釣れているとのこと。青イソメのMサイズを購入し、足早に現場に向かうと、何人かの釣り人がマッタリと釣りに興じていた。朝から快晴で風もさほどない。まさに小春日和といった感じだ。小生はSZMのナンチャッテ投げ竿を久々に車のトランクから引っ張り出し、それに15号オモリ+天秤+流線針6号2本針の仕掛けを装着して沖目にブン投げた。そいつを置き竿にしつつ、ヘチ用の竿に1.5号の中通しオモリ+流線針6号1本針の仕掛けを装着したものを手持ちにして周囲を探り歩くことに。
開始早々、手持ちのほうにコツコツというアタリが。投点はせいぜい7〜8mといったところか。コツコツがしばらく続いたので巻き上げてみるとダボハゼが掛かっていた。「まぁ、最初だし仕方ないか。。」とさほど気にも留めなかったのだが、その後も掛かってくるのはダボハゼばかり。アタリがマハゼのそれと明らかに違うのでアタリが来た瞬間にテンションダウンである…(悲)
至近、ちょい遠目、など色々投げ分けていると、遠めに投げた竿にガツガツっという野趣あふれたアタリが。
「いよいよ来たっぽい…」
何度目かのガツガツで軽くアワせてみた。巻いてみると結構重い。しばらくすると水面に体格のいいハゼが浮かび上がってきた。今度こそ「ダボ」ではなく「マ」である。しかしまぁ、なんと言うか後が続かない。その後もダボハゼがメインで、忘れた頃にマハゼが掛かってくる。
「この場所はイマイチか…」
そう思い、道具を片付け始めたところ、ナンチャッテ投げ竿の竿先が激しくお辞儀した。
「おぉーっ、これはハゼどころではなく、カレイか!?」
3回目のお辞儀でアワせてリールを巻いてみた。確実に何かが掛かっている。
しかしそれはカレイではなく、やっぱり…のマハゼだった。
そいつを最後に1時間で都合4尾釣れたところで退散。今度は東扇島で竿を出すことにした。
3連休の最終日で小春日和ということもあってか、東扇島は沢山の釣り人で賑わっていた。
小生はその中で何とか釣り座を確保。投げ2本にチョイ投げ1本の計3本態勢で敢行。
3本とも置き竿にしてしばらくじっと待ってみる。
この手の釣りは待っている間が少々退屈だったりするのだが、物思いにふけるには絶好の時間である。小生も今年1年の釣行を振り返ってみた。元旦の富津新港車横付け横着釣りにはじまり、三浦半島のボート釣りや東扇島の久々のアジフィーバーなどなど…走馬灯のごとく駆け巡るのはいいのだが、そこうしていると知らない間に仕事のことを考えていたりする。さっきまで頭の中が夏の油壺の海だったのが、いつのまにか週明けの会社で電話対応等に追われる姿を思い浮かべていたり・・・
「おっといかんいかんっ!」
そう言い聞かせてすでに何分が経過しただろうか。遠くに投げていた竿を手に持ち、少し聞いてみると何やら重い。念のためにグイッとアワせてリールを巻いてみる。何かが掛かっているかもしれない。バレてはいけないので、一定のペースでリールを巻く。するとしばらくして海面にハゼの一荷が浮かび上がってきた。
Wで来るとは思ってもいなかったのでちょっと感激。その後も1尾のハゼが針を2本飲み込んで上がってくるなど、冬を目の前にしてガッついた落ちハゼ達の活性の高さを窺い知ることが出来た。
結局日暮れ前まで竿を投げ続けて、東扇島では8尾の落ちハゼをGET。どれも良型ぞろいである。7月に釣り上げたハゼたちと比べて明らかにサイズがアップしている。その分、数は釣れないが飽きない程度に楽しめる落ちハゼ釣りは家族連れやカップルの方々にオススメ。なにやら江戸川放水路のボートハゼはかなり好調らしく、年内いっぱい楽しめるとか。
青物やアジもとりあえず落ち着いてきた感がある。少し趣を変えてノンビリした釣りに興じてみるのもいいかもしれない。




2007年11月3日(土)
釣行場所 三浦市小網代
天気 曇り時々晴れ、風は穏やか、肌寒い
潮(横須賀) 小潮
満潮13:19
干潮5:32 19:29
釣行時間 8:30〜14:30
キープ 13〜21pカワハギ13尾、34pサバ1尾
リリース サバ多数、ベラ多数、ネンブツダイ数尾

秋のカワハギ釣り 〜首都高速湾岸線を封鎖せよ〜 (謎)
朝晩中心に次第に冷え込んできた今日この頃、今日こそカワハギ&青物釣りをっ、とばかりに三浦市は小網代へレッツ・ゴー!することに。1ヶ月前に、現地へ出向いたのにも関わらず、あまりにもの釣り客の多さに、小生の前の人でボートが全部出払ってしまい苦渋をなめることになってしまったアノときのリベンジも兼ねている。
日付が変わった頃、小生は自宅を出発し、何時もの川崎のエサ屋さんを経由後、首都高湾岸線の東扇島入口へと向かった。
エサを購入後、一路東扇島方面へ向かうが、いかんせん歳のせいだろうか、1週間の疲れがドッと出てきたと思ったら激しい睡魔に襲われた。現地までなんとか漕ぎ付けたかったのだが、それもちと危険な感じがしたので東扇島内でいったん仮眠をとることに。
目が覚めたのは朝5時半。今から出発すれば6時半頃には着く。ボート乗り場の営業開始時間は7時半。開始前の行列に並ぶことを考えてもなんとか間に合う。小生は湾岸線東扇島入口より入路し、そのまま本線に滑り込みグングン加速を…と思った矢先、前の車列が一斉にブレーキをかけ始めた。第1車線から第3車線までの車が軒並み徐行運転に。
「なんかおかしい… 前に暴●族でもタムろってるのか…?」
小生は車を車列から少しずらし、前方に何があるのか恐る恐る確認してみた。
すると車列の先頭にいたのはなんとパトカー。パンダが1台に、覆面が1台。計2台が本線を塞ぐようにしてノロノロ運転をしている。

車列を塞いだ2台の神奈川県警車両。その後ろに一般車の車列が続く。はるか前方からこちらを見たら、西部警察のエンディングぽいかも知れない(謎)
「この先で交通事故発生!パトカーの後ろをゆっくりついてきて下さい。」
警官がマイクで叫んでいる。
ノロノロ運転をしていたかと思ったら、次の瞬間、2台のセーフティーカーならぬパトカーは完全に止まってしまった。
首都高速湾岸線が封鎖された瞬間である。
「この先で交通事故発生!事故車両を移動するまでしばらくお待ち下さい」
警官が叫んでいる横を、JAFのレッカー車がサイレンを鳴らしながら路肩を事故現場方面へ走り去っていった。
「おいおい、ほんとうに勘弁してくれよ…」
小生の前の車の、その前がパトカーである。ということは、もう2〜3分でも早く高速に乗っていれば、こんなことに巻き込まれずに済んだのである。
「これでまたボートに乗れなかったら…」
1ヶ月前の悪夢の再来である。
時間は1分、2分…と経ち、辺りはすっかり明るくなってしまった。30分くらいたったろうか。再び警官からアナウンスが。
「第2車線が通行可能になりました。パトカーにゆっくりついてきて下さい」
車列がゆっくりと動き出し、ノロノロ走行のまま事故現場を通過。路肩には足回り付近がグチャグチャになったギャラン(?)とハリアーが停まっていた。まったくもっていい迷惑である。東扇島入口からつばさ橋先まで見通しのいい直線区間である。なぜこんなところで事故を起こすのか…そんな運転技術もないドライバーが実際にハンドルを握っていると思うと恐ろしい。
やがてセーフティーカー(謎)は車列を反れた。全車一斉に再スタート!時刻を見ると6時を少しまわっていた。この分だと現地には7時頃に到着するだろう。あとは現地の混み具合がさほどでもなければ良いのだが…

ここ油壺、小網代湾はこれからの時期、カワハギ釣りが熱い。この日も沢山の太公望が沖へと出て行った。
7時現地到着。駐車場には釣り師の車が沢山停まっている。タックルを見るとみなボート釣りのようだ。かなりの人数がボート乗り場に向かっている。急がねばならない。タックルボックスやクーラーボックスをカートの台にくくりつけ、小走りで海岸に向かった。
いよいよ海岸が見えてきた。いるわいるわボート狙いの釣り人が。しかし、今回は前回のそれよりは少ないようだ。しばらくすると小生の番が回ってきた。今回はなんとかボートにありつけた。
岸から少し離れたところで仕掛け諸々の準備をしながら小生はあることに気付いた。
「昼飯を持ってくるの忘れた…」
正確に言えば、車の中に置いてきてしまったのだ。湾岸線の事故で足止めを喰らい時間的に余裕がなくなってしまった小生は焦ったばかりに、魚のエサは持ってきても人間様のエサは忘れてしまったのである。しかも食料だけでなく飲料もである。だからといって出港してしまっては今更戻る気もしない。
「事故封鎖に引っかからなければ…」
忘れた自分がいけないのだが、本当に悔やまれる。

この日は波が意外と激しく、出港後も気を許せない時間が続いた。写真は油壺マリンパーク裏手にて。
気を取り直し、油壺マリンパーク裏と言われるエリアまで漕ぎ出すことに。このエリアは根が広範囲に広がっており、カワハギや青物がよく釣れる定番の場所だ。この日もボート客のほとんどがこのエリアに集結した。
小生はカワハギ狙いの定番としている、根魚ロッド+ミニテンビン・8号オモリ+キス・ベラ仕掛けで今回も挑戦。エサはもちろん青イソメである。根魚ロッドというのは、そう、この釣行記でも何度となく登場した例の「岡山で拾った竿」というやつだ。個人的にはこの竿と相性がいいらしく、今回も早々にアタリが来た。
ゴツゴツッ、ゴツッ
間違いない。カワハギのアタリだ。前アタリではアワせず、何度かアタリがあった後に聞きながらアワせる感じにする。
と、ノッたーー!
リールを巻いている最中にも、獲物は小気味良く走り回る。
とりあえず、この日の一尾目をGET!
型こそワッペンサイズに近かったが、今シーズン最初の一匹、いわゆる初物である。
その後もアタリは頻繁にあるのだが、エサを取られることしばしば。そんなこんなしながら1時間経った時点でなんとか2尾をGET。ここから少しずつ調子づいてきた。仕掛けが着底したらすぐに竿先を上げて誘いを掛ける。するとカワハギが待ちきれないといわんばかりにエサを突いてくる。しかしここでエサを浮かせたままではいけない。そんなことをすれば、それはもうカワハギの思うツボ。チュパチュパやられて空針だけが戻ってくるハメになってしまう。少し誘いを掛けたらそのまま置き竿にしてみる。そうすればあとは底に横たわっているイソメをカワハギが一生懸命吸い込もうとする。カワハギのバキューム力は結構なものがある。今回のようなやりかたでやっていると、針を飲み込まれることも珍しくない。

小生の近くにいたカワハギ船。みんなそれぞれ叩いたり竿をアオるなど思い思いのスタイルで頑張っていた。
もしアサリエサ+胴突きカワハギ仕掛けで思うような釣果が得られない方がいらしたら、ぜひ小生のやり方を騙されたと思って真似してみるといいかもしれない。小生はここ最近は岡山で調達してきたベラ仕掛けを使っているが、さすがに関東では調達しにくい。代わりに7号位の流線針の付いたキスやハゼ仕掛けを使い、エサに青イソメorジャリメを使っても同様の釣果が得られると思う。
小生はこのやり方にハマってからは胴突き仕掛けやアサリエサを使ってカワハギを狙うことが無くなった。
そんなこんなで、昼過ぎくらいまでの間にカワハギを13尾GET。
それにしても昼をまわるとさすがに腹が減ってくるし、水分も取りたくなる。しかしボートの上には食料も飲料も無い(悲)
前日の夜に口にした豆腐(奴)が最新の食事だ。だんだん体がダルくなってきた。
ここまではとりあえずカワハギ釣りってことで良かったのだが、小生にとっては正直、カワハギより青物のほうが掛かって欲しかったりする。なにせこの夏、秋と青物の釣果がイマイチだったからだ。イナダは夢のまた夢で終わってしまうのか。。。
ひたすらコマセカゴを沈めてコマセを振り出していると、やがて大きなアタリが小生の竿を襲った。
「お〜〜、ビッグワン!」
この日待ちわびた青物に胸の鼓動が高鳴る。それにしてもかなり重い。
「これは大物に違いない!」
ドラグを少し緩め、めいいっぱいリールを巻く。すると銀色の魚体が1尾、2尾と浮かんできた。3本針のウィリー仕掛けを使っていたのだが、見事全部の針に掛かってきたのはサバ。サイズこそ全て30pに届くか届かないか程度のものだったが、トリプルだけにその融合されたパワーは凄いものがあった。
大きさ的にビミョウだったので、この3尾はすぐに海にお帰りいただいた。
その後、良型が1尾掛かり、氷水をはったクーラーボックスの中にブチ込んだところで沖上がりの時間となったので納竿。
ボート乗り場から駐車場までは山の斜面を登って戻らなければいけない。荷物はキャスターにくくりつけて転がせるとは言っても、空腹かつボートを漕いできたばかりの体にはなかなかキツイ。駐車場に着くや否や荷物類をトランクに放り込み、車内に置き忘れた銀しゃりおにぎりに速攻でパクついたことは言うまでもない(笑)






2007年10月21日(日)
釣行場所 東扇島
天気 晴れ、風穏やか、夕方から肌寒く
潮(横須賀) 若潮
満潮14:23
干潮6:36 20:09
釣行時間 13:30〜17:30
キープ 12〜21pアジ2尾、25pアナゴ1尾
リリース なし

東扇島に沈む…
本当ならば本日未明より三浦方面へ出向いてボート釣りでも…と考えていたのだが、深夜に気象情報を見ると京浜〜三浦方面にかけて風速14〜15mの表示が。しかも三浦半島には強風注意報も出ている。そんなわけでボート釣りは断念し、東扇島でマッタリと陸っぱりに興じることにした。
行きつけの川崎の釣具屋さんでアミコマセと青イソメを購入。店は結構混んでいて、半解凍のコマセがバンバン売れていく。
現地に到着したのは13時過ぎ。陽気がいいせいか、かなりの賑わい。そんな中スペースを見つけ、ヘチのサビキ1本に、投げ1本の計2本態勢で実釣開始。
周囲には沢山の釣り人がいるが、みな一様にマッタリムード。ほとんどの人がサビキ釣りをしているが、誰の竿にもアタリはない。
眼下を見ると沢山の小魚が群れをなして泳いでいる。青物のベイトとしては申し分のない群れだ。これは期待できるか。。
そんな中、実釣開始後30分経過した頃、小生のサビキ竿が激しくお辞儀をした。慌てて竿を持ち、リールを巻くと良型のアジが1尾。そんな小生の姿を見て同じくサビキ釣りをしていたオジサンが寄ってきた。
「なかなかいいサイズだねー」
その声には聞き覚えがあった。
ふとそのオジサンの顔を見ると、やはりそうだ。毎年サビキ釣りの時期になると見かける釣り師、というかサビキ師である。
そのオジサンはさらにこう付け加えた。
「今朝はね、ソウダとイナダが入れ食いだったよ。アジはさっぱりだったね。アジは先週沢山釣れたね」
うわ〜〜出た〜〜〜。
確か昨年や一昨年会ったときも同じようなことを言っていた。いつぞやは沢山釣れた…というよくありがちな内容の話。
それにしてもこの人は何年くらい東扇島に通っているのだろうか…(小生もあまり人とのことを言えたものではないが…汗)
そんなこんなしていると、15号オモリを背負わせているがために竿先が下を向いていた磯竿4号の竿先がフッと上を向いた。
何かが食い上げたのか??
「まずいっ、こいつは来る!」
小生はとっさに判断し、竿を持ってリールを巻き始めた。
最初のうちは軽かったリールのハンドルも次第に重くなり、次の瞬間獲物が下に突っ込もうとしたため竿を奪われそうになった。小生は今回ナイロン5号を巻いた中型スピニングを車のトランクに忘れてきてしまい、ナイロン3号+小型スピニングのピンチヒッターで代用していたので無理に巻けない。そんな間も獲物はさらに下へ下へと突っ込もうとする。
ソウダではないな。。もしかしたらイナダか!?
そんな期待とは裏腹にいきなり竿先が軽くなった。リールを巻き続けるが再び重くなることはなかった。
バラしてしまった。しかも戻ってきたサビキ仕掛けを見てビックリ。獲物が掛かっていたであろう針が思い切り伸されているではないか。今までにサバを普通に釣り上げたことのあるサビキ仕掛けだ。その針が伸されたということは、やはりイナダなのか。逃がした魚は大きいとはよく言ったものである。
イナダ(?)の再来を期待するも、その後アタリはさっぱり。デカイ魚が入った後だけに、アジの姿も見られないか…
周囲の釣り人たちも相変わらずマッタリモード進行中。どの釣り人も仕掛けはほとんど入れっぱなしで、こまめにコマセを詰めるなんてことはしない。
するとなにやら水面がざわついてきた。次の瞬間、目の前で激しいナブラが立ったと思ったら、バシャバシャバシャと音が立ち、青物の背中がスッと横切った。どうやらソウダガツオのようである。追われる小魚に、追うソウダ。自然界はまさに死に物狂いだ。
そんなソウダショー(!?)を見れたのはなんだか得した気分であったが、いかんせん、釣れなければ話にならない。
とにかくコマセを頻繁に詰めて振り出すも、魚の気配は全くなし。
季節はそろそろ晩秋にさしかかろうとしている。日もだいぶ短くなった。
暗くなりかけた17時過ぎ、申し訳なさそうに1尾の豆アジが掛かったきり、何も釣れないまま闇に包まれてきたので今回は納竿とした。
今回はかなり渋い釣果に終わってしまったが、本牧や横須賀方面では釣り公園や陸っぱりで青物が好調らしい。海水温が未だ高めなのがその要因のようだが、今シーズンはもうしばらく青物釣りが楽しめそう。
朝晩中心にだいぶ寒くなってきたが小生もこのままではまだ釣り足らない。この秋のうちにイナダを釣り上げたい!ワカシではなくイナダを!!(笑)






2007年10月7日(日)
釣行場所 横須賀市伊勢町
天気 晴れ、はじめのうち風穏やか後南西よりの風やや強く、日中暑い
潮(横須賀) 中潮
満潮1:55 15:27
干潮8:33 21:20
釣行時間 10:00〜15:00
キープ 32〜37pサバ3尾、36pワカシ1尾、21〜22pアジ5尾、18〜19pメバル2尾、21pウミタナゴ1尾
リリース サバ無数、ミニカサゴ5尾、トラギス1尾、フグ1尾

ボート釣り戦線異状あり!?
秋も深まり、釣りシーズンも佳境を迎えようとしている今日この頃、小生は居ても立ってもいられずお気に入りの小網代へレッツ・ゴーすることにした。川崎でコマセやイソメを調達し、一路首都高湾岸線を経由し、横横道路へと駆け抜けていく。
まだ暗いうちに現地に着いたので、しばらく仮眠をとる。
市営駐車場のおじさんが「あとでお金を払ってね」の旨が書かれた紙をワイパーに挟む気配で目が覚めたのが6時半。周囲は明るくなり、駐車台数も増えてきた。時期から考えて海水浴客はいない。おのずと皆が釣り客であることがわかる。一組、また一組と、釣り支度を終えた釣り人達が、海岸目指して歩いていく。ボート屋の営業開始時間は7時半、まだもう少し横になっていようと、車の中でマッタリくつろぐ小生。しかしこのマッタリがマズかった。このマッタリが…
海岸目掛けて出動していく釣り人の数がなんだか多く感じるのは気のせいだろうか。さすがに小生は少し焦りを感じ、そそくさと釣り支度を始めた。荷物をキャスターに積み、転がしながら海岸へ向かう。小生の目の前には同じくおじさん2人組が釣り道具を抱えて同じ方向へ歩いている。
「この人たちもボート釣りかぁ…」
そんなことを思いながらボート乗り場のある海岸へ降りてみてビックリ仰天!なんとまぁ、そこには結構な長さの行列が出来ていた。よく見るとみなさん釣り具をお持ちのようで…(当たり前ですね…)何を隠そうこの行列こそ、ボート待ちの行列であった。前を歩いていたおじさん2人組が並んだ後ろに小生も続いた。
「なんだか嫌な予感がするな…」
普段なら客が先に来ていても7時半にならないと営業を開始しないボート屋なのだが、この日ばかりは7時の時点ですでに客を捌き始めていた。それにしてもこの日は海が少し荒れ気味。長い行列にも驚きたが、海岸線へザブ〜ンと白波が押し寄せる小網代海岸が普段あまり見せないその光景にも少し脅ろかされた。そんな中、どんどんボートが出港していく。中には横転しそうになりながら、なんとか漕ぎ出す人もいる。

行列のできるボート屋とはこのことか。営業開始時間前に出向いてこの行列とは全くもって予想外…(悲)
列の長さが少しずつ短くなり、小生も少しずつ受付に近づいていった。しかしそれに比例して残りのボートの数も減っていく。小生の後ろにも何組か列が続いている。
残りのボートが十数艘といった感じになってくると、小生も含め、列の後方の人たちの焦りも少しずつ高まってきた。小生の後ろに並んでいた人たちも、残りのボートの数と並んでいる人の数を数えながら「これはぎりぎりかもな…」などとつぶやき始めた。
時刻はすでに7時半を過ぎている。海岸に残された人を横目に次から次へとボートが岸を離れていく。この頃になっても新たに海岸へ降りてくるボート目当ての釣り人が後を絶えない。しかし残りのボートの数を目にすると、諦めた様子で黙って引き返していく。
やがてボートは残り7艘、小生はこのとき列の14番目。ボート屋のおじさんが小生のほうに近づいてきて、小生の前の2人組でボートが終了する旨を告げた。
一気に肩の力が抜けた。なぜ小生の前で終わりなのか… まるでドラマか映画のお話のような出来すぎた展開…
早朝マッタリしすぎたのがマズかった。そして何よりも、駐車場を出た後、ダッシュして前を歩くおじさん2人組を追い抜いていれば…という後悔。
「1時間近く並んでこのザマとは…」
ため息をつき、沖を眺めた。
時刻は8時を回っていた。こんな時間に見捨てられても困る。これからどうすればいいのか。
正直、今この釣行記を書いている今も、当時の悔しさと怒りのようなものがふつふつとこみ上げてくるのがわかる。
落胆してばかりもいられない。気を取り直し、とあるボート屋に電話を入れた。走水のボート屋さんである。
しかし受話器から返ってきた言葉は小生をさらにヘコませるものだった。
「今日は相模湾が荒れているせいか、相模湾側から東京湾側に流れてきたお客さんが多くてボートは全部出てしまったんです。ウチだけでなく走水界隈のボート屋全部出ちゃってます。普段はこんなことないんですけどね〜。もしなんでしたら隣の伊勢町のほうもあたってみてはどうですか。」
とのこと。
打つ手はないのか…
小生と同じく、今回アブれてしまった人たちが周囲で電話をかけている。代替のボート屋を探しているのだろう。
とりあえず小生は駐車場に戻り、荷物をまとめて小網代・油壺を後にした。お天道様は高いところに上がっている。時間はない。とにかく急ぐしかない。そして向かった先は少し北上した長井港。たしかここにもボート屋さんがあったはず。漁港が見え車を進めていくと、陸に上がったままのボートが見えてきた。
「ボートがある!」
はやる気持ちを抑えながらボート屋の門を叩いた。
「すみません。ボート乗りたいんですけど〜」
そう声を掛ける小生にボート屋さんは開口一番、侘びの言葉を発した。
「すみません。今日は海が荒れてるのでみなさんお断りしているんです。申し訳ありません…」
ここまでくると、小生は何を言われても慣れっ子になっていた(笑)
「いえいえ、いいんです。万全を期すことは大切ですからね^^; また出直してきます」
小生は再び車を走らせた。時刻は9時近い。いくらなんでもこんな時間からボートに乗る人はいないだろう。いやここにいる。何としてでもボートに乗ってやる。小生は心に誓った。向かう先は横須賀市は伊勢町。さっき、走水のボート屋さんが提案してくれたエリアだ。あいにく小生は伊勢町はノーマークのエリアだったので、当地のボート屋さんの電話番号を知らない。時間もないことだし、とにかく実際に出向いて確かめるほかない。

長井から30分強で横須賀市の東京湾側に出ることができた。大津からちょっぴり南国チックな馬堀海岸の海岸線を通過して走水方向へ。そして走水まで行かず、手前のところで海のほうに折れると伊勢町のボート屋さんが密集するエリアに到着。
車を止め、1軒目のボート屋さんに聞いてみると、すでに全部出てしまったとのこと。どうやら走水だけではなく、隣の伊勢町までもが相模湾ボート師の転入による特需が発生しているようだ。
「東扇島でサビキ釣りでもするか…」

そう諦めかけた小生の視界に、違うボート屋さんの看板が飛び込んできた。
「よし、ここがダメだったら本当に東扇島だな…」
ダメもとで声をかけてみた。
するとそのボート屋さんも、「今日は全部出ちゃったよー。相模湾から流れてきたお客さんが多くてね…」と聞き慣れた回答。

乗合船から手漕ぎボートまで沢山集まる走水沖。写真ではわかりにくいが、この一帯の海の上はかなり賑わっていた。
「そうですか…」
東扇島へ向かうべく引き返そうとした小生に、そのボート屋さんが声を掛けて来た。
「ボートは1パイでいいの?」
「はい。1パイでいいです。私だけなんで…」
そう小生が答えると、そのボート屋さんの口から予想外の言葉が。
「1パイなら出せるかも。ちょっと待ってて!」
「へ??」
状況が今ひとつつかめない小生。
しばらく待っているとさらに、
「用意したから乗れるよ」
と神の声とも思えるようなお言葉。
どうやら1パイだけ隅っこに置いてあったボートをひっぱり出し、物置に眠っていたオールを組み合わせて速攻で用意してくれたらしい。
半ば諦めかけていたところへ大どーんでーん返し!の展開。

最近の小生の船上での定番はこれ。セブンイレブンの銀しゃりおにぎり(具なしのただの塩むすび)に小茄子ときゅうりの漬物をほおばりながら、冷えたミネラルウォーターをグィっと飲み干す。これがかなりイケる。
時刻は9時半を回り、もうすぐ10時といったところ。全てのボートが出払っているだけに、沖合いには沢山の手漕ぎボートが浮かんでいる。スタートが大幅に遅れた小生は、ボート代を支払い、ポイントなどの簡単なアドバイスを受けると、少しでもそのビハインドを取り戻すべく、超マッハで沖に漕ぎ出た。
目指すはクロベ根と言われる岩の周辺である。何やらこのクロベ根といわれる、海から頭を突き出した岩の周辺は急激な掛け下がりになっていて、回遊魚が回ってくるらしいのだ。
この辺りの名物でもあるワカメの養殖イケスが沢山並んでいるところでカレイやキスを狙う人々を横目に小生はひたすら漕いだ。
クロベ根のちょっと沖合いで仕掛けを落としてみる。水深は20〜21m位といったところか。掛け下がりになっていてなかなかイイ感じだ。
コマセを振り出し、しばらく置き竿にして待っていると、グググッというアタリがきた。アタリの大きさからしてアジなどではない。リールを巻き、海面に近づいてくると四方八方へ走り出した。
「むむむむ…」
浮かび上がってきたのは案の定サバだ。しかも一荷で掛かってきた為、上げるのが大変。なんとかボートの中に入れた頃には仕掛けがグチャグチャになってしまい、開始早々から仕掛けを交換するハメに…
その後も仕掛けを入れるたびにサバサバサバのオンパレード。特に型がいいものだけキープし、その他は即リリース。仕掛けを底より2〜3m浮かせただけでサバが掛かってきてしまうので、仕掛け投入後、カゴが着底したらハリス分だけ巻き上げて待機。極力、エサを底ギリギリに這わせるようにする。こうすることでサバの猛攻はある程度かわせるのだが、そのかわりにミニカサゴが立て続けに掛かってしまう。いやはやなんとも難しい。
すると、小生や何艘かの手漕ぎボートが漂っている近くに地元の乗合船がやってきた。微速で旋回し始め、やがて前進・後進を繰り返す。魚探に何かが映ったのだろう。好位置を見つけるために船長も必死だ。
「水深24m、底から1〜2mのあたりで」
船長の指示が聞こえた。小生も仕掛けを投入し、その指示に倣ってタナをアワせた。するとすぐさま竿先がグイングインと反応を示した。さすが船長の指示ダナ恐るべし。リールを巻きながら、その引き具合を手先で感じ取るが、青物のソレとは違う。

サバではない。ではなんだ?
さらに巻き続けると何かが一荷で上がってきた。
「アジだ!」
食べごろサイズのアジががっつり上がってきた。今日はサバだけで終わってしまうかとビクついていたところへのアジ。しかもこの辺のアジは速い潮流にもまれて味にも定評のある走水ブランドのアジである。

その後も続けとばかりに手返ししたが、次に掛かってきたのはまたもやサバ(悲)サバの群れが来るとアジは去ってしまうようで、アジの追釣とはなかなかいかないようだ。
その後もずっとクロベ根沖で続けていると、クロメバルやウミタナゴも掛かってきた。このへんがなんとも東京湾らしくてよい。

この日は帰りの渋滞がキツかった。写真は横横道路の横須賀インター(上り線)の合流地点。
一時はどうなるかと危惧した今回の釣行だが、飽きない程度(というか若干忙しいくらいか?)に竿が曲がり、クーラーボックスの中も段々と賑やかになってきた。
沖上がりは16時とのことだが、岸から結構離れたところまで来ていたので15時20分には後片付けを始めることに。この日最高のアタリが竿先に走った。掛かった獲物は下へ下へ突っ込もうとする。リールを巻こうとするがなかなか巻けない。一瞬根掛かりにも感じたくらいの強靭な引きに一瞬驚く。竿の中心に近いところを左手で逆手に持ち、右手でグィ〜〜とリールを巻く。ドラグ調整はしていたがさすがに2.5号のハリスでは耐えられなかったか、プチンっというハリスが切れる感触が竿を握る手に伝わってきた。
「あぁぁ、切れてしまった…」
仕掛けを付け直そうとリールを巻くがまだ重い。どうやらダブルで何かが掛かり、そのうちの1尾が切れたようだ。というわけで、まだ1尾掛かっている。時間をかけて慎重に巻くと黄色っぽい魚体が浮かび上がってきた。
ワカシである。しかもイナダクラスに近いサイズである。2.5号ハリスが切れるのも無理はない。しかし残ったこの1尾、何としてでも取り込まねばならない。ハリスを手繰り寄せようとするとワカシは激しく走り出そうとする。
その瞬間、ハリス切られないように手で握っていたハリスを少し緩める。そんなこんなのやり取りの後、無事ボート内に取り込むことが出来た。
最後の最後で引き味・食味ともに美味しいお土産をGETすることが出来たので、足取り、、、いや、漕ぐ腕も軽く帰港できた。
朝のうちは散々な展開だったが、なんとかこうしていいオチで締めくくることができて本当にラッキーだった。それと、機転を利かしてボートを貸してくれた伊勢町のボート屋さんにも感謝感謝♪
帰宅後、サバは「りゅうきゅう」や「フライ」に、アジは「刺身」に、メバル・タナゴは「煮付け」にしたがどれも絶品。東京湾・走水沖の魚はどれも美味い!そんな秋の味覚も堪能できた一日だった。






2007年9月21日(金)
釣行場所 伊東市伊東
天気 晴れ、はじめのうち風穏やか後南東よりの風強く、暑い
潮(伊東) 若潮
満潮15:21
干潮5:38
釣行時間 7:30〜15:00
キープ 17〜30pアジ12尾、25〜26pメジナ2尾、26〜27pカマス2尾、19pマハタ1尾、17pイトヨリ1尾
リリース キタマクラ、ネンブツダイなど

秋の伊豆路五目釣り
酷暑といわれた夏も過ぎ去り、いよいよお彼岸の時期を向かえ涼しくなるかと思いきや、未だ暑い日が続いている今日この頃、海釣りの世界は一番の盛期を向かえ、陸っぱり・沖釣りともに首都圏各地沢山の釣り人で賑わっている。
そんな中、小生は、ここ最近多彩な魚種が顔を見せ、魚影も濃いという情報のある伊豆半島は伊東市へレッツ・ゴーし、船外機船による沖釣りに挑戦。
今回は単独釣行ではなく、当サイトのコンテンツFの国から 2007戯言で御馴染み、F氏との釣行である。
F氏はかつては渓流でのフライフィッシングを専門とするマイナスイオン愛好アングラーで、「海釣りなんて、ケッ!」が口癖だったのだが、昨年秋に油壺で初体験したボート釣り(詳しくはFishingDiary2006年9月16日を参照)を契機に一瞬にして海釣りへ転向、現在では月に何度もジモト千葉県内の岸壁目指してチョイ投げタックルを持参して通うという、立派な海釣り師へと変貌した。そんなF氏にとって、今回の釣行は初めての船外機船での釣行となる。
朝7時、伊東の釣具屋で船外機船を借り、いざ出港。

風もほとんどなく、波も穏やかな伊東港。伊東の海がこれほど穏やかなのも結構珍しいかも。
今回の狙いはこの時期のお約束である青物。伊東ではソウダやサバに混じって数こそ少ないもののメジマグロが上がっているようなのだ。
ポイントは「かめや前」と言われる海岸とは目と鼻の先の至近場である。小生&F氏も早速そのポイントに向かってみる。そこには数隻の手漕ぎボートの船団(!?)が形成されていたが、誰も釣り上げている気配はない。
小生とF氏はそれぞれカゴ仕掛けを投入。水深は約30m。魚探を見る限り、反応はまったくない。しばし回遊待ちである。すると小生の竿先に微妙な反応が。極小サイズの魚ではあろうが、エサを取り替えるためにも巻き上げてみる。すると針先にはピンク色の綺麗な魚体が掛かっていた。
なんじゃこりゃ?と一瞬感じたが、よく見るとイトヨリではないか。リリースサイズではあったが、人生初イトヨリでもあり、今日最初の獲物でもあったので、ここはキープすることに。

しかし、その後しばらく待っても回遊魚は現れなかったので、場所を移動。

釣りキチ三平チックな風貌のF氏。このときすでに船酔いという名の悪魔が彼を蝕み始めていたとは…
次に向かった先はハトヤ前と言われるポイント。ここは陸っぱり雑誌でもたまに紹介されるハトヤ裏手のテトラ帯の真ん前と言っても過言ではない、岸からせいぜい100〜200m程度のところで、サバ根という海面に突き出た岩の周辺にアジが回ってくることで有名なポイントである。
魚探を見ると水深は15m前後といったところか。ここで再び実釣開始。今回はとりあえず青物狙いの釣行ではあるが、アジ・カイワリといった細かいものも視野に入れていたので手始めにハリス2.5号のウィリー仕掛けを落としてみる。
オモリカゴを底まで落とし、仕掛け分3m巻き上げたところでコマセを振り出し、更に少し巻き上げて待機。すると早速小生の竿先に反応が。一気に海中へと突っ込まんばかりのアタリに一瞬たじろぐ小生。しかしすぐに竿を持ち、この日最初の大物(!?)の型を見るために懸命にリールを巻く。巻いている最中にも、獲物は下へ下へと突っ込もうとする。引きはめっぽう強いのだが、青物のそれとは少し違う感じ。水深も浅いのですぐに魚影が浮かび上がってきた。

伊東に行くならハ・ト・ヤ、電話は4126(ヨイフロ)〜♪というCMで有名なハトヤホテルの前、テトラ帯から100mくらいのところで色々釣れちゃうんだから驚きだ。
伊豆と言えばこのサカナ。メジナである。サイズこそ30p弱の小型ではあったが、とにかく引きがパワフル。気のせいか、伊豆のメジナ君は都会のメジナよりも元気っ子な感じがした。その後すぐに似たようなサイズのメジナを追釣。根回りだけにメジナが居付いているのだろう。
すると今度はF氏に何やら大きなアタリが。感じからして青物?興奮交じりでリールを巻くF氏、それを固唾を飲んで見守る小生。やがて浮かび上がってきた魚体にF氏は狂喜乱舞。シルバーの魚体はサバかソウダか…、いや違う。でっぷり太ったアジである。パッと見でもオーバー30pクラス。以前より「アジを釣ってみたい…」と言っていたF氏にとっては願ったり叶ったりである。小生もタモを持ってアシスト。掛かったアジはデカい上にパワフル。口切れしないうちに取り込まねば。そんなプレッシャーを感じながらもネット・イン。
「いいなぁ…デカアジ…」とF氏を見ていた小生の竿にもグイングインとアタリが来た。
「よっしゃ〜〜、頼むから口切れするなよ」
そのアタリに応えるかのように小生もグイングインとリールを巻いた。F氏のそれよりは少しサイズが小さかったが、それでも尺クラスのアジであった。

伊東の岸壁の上で休憩をとり、少し復活したF氏。おっ、帽子がさっきと変わっているじゃないかっっ。
一見幸先のよさげなF氏であったが、よく見ると様子がなんだか変である。頻繁にアクビをし、顔がグッタリしている。小生にはF氏に何が起こっているのかすぐにわかった。「いったん岸壁に戻りますか?」小生の問いかけに「そうする」とのF氏。沖で船酔いに見舞われてもすぐに岸に戻れるのが船外機船釣りのメリットでもあったりする。
岸壁に上がった瞬間、すぐさま地面に大の字に横たわるF氏。船酔い常習者の小生には船酔いしたときの辛さが痛いほどよくわかる。酔い止めを飲んだものの、出港直後に缶ビールをプシュッとやったのがまずかったのかもしれない。
F氏はしばらく陸っぱりに興じるとのことだったので、体調が回復するまで小生一人で沖に戻ることに。
再びハトヤ前に着き、仕掛けを投入するが、アジの群れは去ってしまったようで、しばし静寂の中での釣りとなった。
しばらくしてようやく1尾のアジが掛かったが、それっきり音沙汰なし。時刻は昼を回っていたのでここは焦らず人間様の昼食タイムに。

アジが好調に釣れ盛っていたときの魚群探知機の画面。水深は16mで、水深10〜15m付近にビッシリ反応が出ているのがわかる。ちなみに10mのところに一本線のように反応が出ているのは小生のカゴ+オモリである。
午後に入ってからF氏も体調が回復したのか、実釣再開したいとの連絡が小生の携帯電話に入ったので、船を再び岸壁に回した。F氏は穴釣りをしていたらしく手のひらサイズのイシガキダイをGETしていた。
F氏はどうしてもメジを釣ってみたいとのことだったので朝に一度行った「かめや前」に再び向かうことに。魚探には反応はなかったが、もしかしたらの一発に期待して仕掛けを垂らす。しばらくすると小生の竿先に微かなアタリが。
アタリの感じからして小さい魚のようだ。海面に浮かび上がったマーブルカラーの魚体にほんの少しだけニンマリ。こやつも人生初GETの魚だ。ミニミニサイズでもマハタはマハタ。高級魚である。(帰宅後、刺身にしたら6切れ取れた・笑)
一方、メジ狙いのF氏のほうには青物が掛かる気配はない、というより周囲のボートの釣り人もな〜んにも釣り上げていない。
「今日は青物はキツイかも…」
そんなわけで、再びハトヤ前に場所移動し、無難なアジ狙いと言うことに…
再びウィリー仕掛けを投入。この時点で魚探には反応はない。まずは底ギリギリのあたりから探っていく。何時ものように、オモリが着底したら仕掛け分巻上げ、コマセを振り出し、更に少しリールを巻いて様子を見る。この時リールのカウンターは13mを表示している。そして徐々にリールを巻き、各層を丹念に探っていった。12m、11mとタナを上げていき、カウンターの表示が10.0mになった次の瞬間、竿を持つ手にグングンっというハッキリしたアタリが走った。竿先もイ感じにお辞儀している。リールを巻くと本日久々にお目にかかる良型のアジが激しく走り回っている。先ほどまで何の反応も示していなかった魚探の画面を何気なく見た小生は思わず声を上げた。
「うわ、すご…」
魚影の反応が色濃く出ている。層も水深10〜15m付近で、群れの規模も結構デカイ(広い)。これに気を良くした小生は早め早めの手返し。
今度は仕掛けを底まで沈めず、カウンターの数字が12.0mになったところでクラッチON、コマセを振り出し、2m程巻き上げる。すると間髪いれずにまたアタリが。今度はオーバー20pのアジが一荷で掛かってきた。魚探の反応はすこぶる濃い。F氏の竿にも小気味いいアタリが。巻いてみると、カワハギがハリスのループ状になってしまったところに背中の角を引っかけて上がってくるという珍場面も(爆)
小生のほうも調子良く釣れ続け、アジに混じって食べ頃サイズのカマスも姿を見せた。夕刻が近づいてからのちょいフィーバーに盛り上がる小生とF氏。F氏もカマスを釣り上げたものの、魚が暴れて握っていた小生の手の中からニュルッっと抜け出し、そのまま海へご帰還してしまうという場面も…
そんなこんなでなんとか十分なオカズを確保して沖上がりの時刻を迎えた。今回は青物を中心とした五目狙いだったのでウィリー仕掛けを多用したが、結局のところメジやソウダ、カンパチなどは全然かすりもしなかった(><)
まぁ、それはそれで仕方がない。良型のアジが釣れたのだから結果オーライといったところか。もし最初っからアジ専でいく場合はサビキ仕掛けでゾロ〜リ鈴なり、っていうやり方のほうがよかっかも知れない。
季節はめぐり、これから秋本番。釣りの世界でも様々な魚種が釣れ盛り、熱くなるシーズン。伊豆や三浦といった地域だけでなく、東京湾奥にも青物が沢山押しかけてくることだろう。次はどこへ行こうか。そんな悩みのつきない季節がまたやってきた。






2007年8月11日(土)
釣行場所 三浦市小網代
天気 晴れ、風穏やか、かなり暑い
潮(油壺) 大潮
満潮02:22 17:03
干潮09:44 22:13
釣行時間 7:30〜14:30
キープ 10〜19pキス14尾、17〜21pメゴチ5尾、28pカンパチ(ショゴ)1尾、35〜38pゴマサバ2尾、22pマダイ1尾、34pアナゴ1尾
リリース ベラ、ネンブツダイなど多数

暑い・暑い・暑いっ!
「うまい・うまい・うまい 三珍」という看板を掲げているラーメン屋というか中華屋があるが、実際に食べてみるとお世辞にも美味いとは言い難い。しかし今回の釣行はとにかく暑い・暑い・暑いっの連呼につきる。その看板に偽りなしっ、と自信を持って言えるほどの酷暑だった。
お盆お休みの初日、小生は三浦市は小網代のボート釣りへレッツ・ゴー!した。ここ数年小生はお盆になると小網代へ釣行するのが慣例化してしまった。別に意識しているわけではないのだが、この時期には青物が出始めるシーズン。そんなわけかどうしても足が向いてしまう。
深夜のうちに油壺の市営駐車場に到着して仮眠をとる。例年、お盆の時期ともなると深夜のうちから車が結構な台数停まっていたりするのだが、今年に関してはやや空いていたりする。これもガソリン価格の高騰が影響しているのか。。。
朝、携帯電話のアラームとともに目が覚める。体を少し動かしてから釣行の準備に取り掛かるが、この時点ですでに暑い(><)
駐車場から歩いていく人たちの流れを見ていると、海水浴客に混じって釣り人の姿も。中には海水浴をしつつ、陸っぱりもやっちゃおうと企んでいるチョッピリ欲張りな家族連れのお父さんもいたりする。
ボート乗り場へ行ってみるが、意外と釣り人の数は少ない。ボート屋さんに釣況を聞いてみると、マダイ・青物はポツポツでキスが比較的良く釣れるとのこと。
「まっ、小生はいつでもキスor回遊魚狙いなので、なんでもござれってとこだな…」
早々にボートを漕ぎ出し、まずは浅場で竿を出してキスのアタリを待つ。時刻は7時半をまわったところだが、すでにお天道様は高いところにあり、この日の猛暑ぶりを予感させた。竿を出して間もなく、魚信到来。アタリの感じからしてキスである。ブルブルっと数回来てクッとアワせる。これでだいたい針にノッてくれる。
案の定ノッてくれた。開始間もなくのキスGETに幸先の良さを感じつつ、上がったキスを眺める。サイズこそ10p強程度のピンギスだったが気分はいい。ボート上から軽くキャストして少しずつサビいてくると、ブルブルッとアタリを感じるので、そこでしばらく仕掛けを止める。少し様子を窺い、聞きアワせてみるとまたキスがノッてくる。しかし、上がってくるのはキスだけとは限らない。ボートが岩礁近くに流れていったときはベラやネンブツが掛かってくるし、少し深場(といっても水深10m程度だが…)では良型のアナゴも食いついてきた。
昼近くなり、キスポイントから離れて回遊魚等が狙えるポイントへ移動しようと、キス仕掛けを巻き上げ始めた次の瞬間、激しいアタリが小生を襲った。竿先は一瞬にして海中に引き込まれ、道糸と竿の向きが一直線に。「切られるっっ」と思ったが冷静にドラグをゆるめ、竿を立て直す。ギ〜〜〜っという音とともに道糸が放たれていく。何が掛かったのかさっぱりわからないが、キスではないことは明らか。キスに食いついてきたマゴチかヒラメか… いずれにしてもハリス1.5号ってのがあまりにも心細い。巻いてはギ〜〜っを繰り返していると海中で一瞬魚体が浮かび上がった。

当日、海上では神奈川県警の警備艇が、上空では海上保安庁のヘリがパトロールをしていた。この時期は水の事故がとても多い。釣り人とて当然他人事ではない。ご安全に!である。
「平たくて銀色っぽい…」
小生にはまだわからなかった。マゴチでもヒラメでもないことは確かのようだ。
小生の頭の中には他に候補がない…
正体を見るためにはなんとしても上げねば。
慎重に巻いていき、まずテンビンが海面に上がった。そしてテンションを保ったまま、ヨ〜イッショっと獲物を抜き上げ、ボートに無事ランディング。
掛かっていた魚を見て驚いた。カンパチである。型こそ30pに満たないであろう、通称ショゴというやつだが、まさかこいつがイソメに食いついてくるとは夢にも思わなかった。おそらく仕掛けを回収しようと巻き上げ始めたとき、イソメの動きに反応して反射的に食いついてきたのかもしれない。
「こういうサプライズがあるから釣りはやめられないね〜〜」
ちょっと満足げな小生はオールを漕ぐ腕も少々軽やか(笑)
それにしても毎年お盆の時期はそうだが、この小網代湾はシーボニアから出入港する船の数が本当に多い。そしてマナーの悪い輩が多いのも相変わらずである。水上バイク(=水上の暴○族)は我が物顔で飛ばしまくり、プレジャーボートも手漕ぎボートの直近を減速することなく走っていく。プレジャーの操縦士から手漕ぎボートは明らかに確認できているはず。こうなるともう確信犯としか言いようがない。
しかもこの日は海難事故防止のためか、神奈川県警の警備艇がちょくちょく巡回してきていた。ウェイクボードを楽しんでいる連中も、警備艇が来ているときは大人しく滑走し、いなくなったとたんにウワンウワンとエンジンを轟かせながら爆走している。ほんと困ったものである…(><)
この小網代は湾内を中心に波も比較的穏やかで、ボート釣りにはうってつけなのだが、常に周囲への見張りを気をつけないと、いつ事故に見舞われるかもわからない、そんなエリアでもあったりする。
時刻は昼近くなり、キスもそこそこ釣れたので場所移動。今度は回遊魚&あわよくばのマダイ狙いだ。ボートを更に沖へ漕ぎ出し、水深25m付近へ向かう。この小網代は決して急深な海岸ではない。10〜15mくらいの棚がしばらく続き、ある程度沖に出たところからスーっと掛け下がり始める感じだ。
ちなみに小網代で水深25mというと、手漕ぎボートで出られる最遠エリアである。ボート乗り場から結構遠いので沖上がりも少し早めにとらなければいけない。
お天道様は高いところにある。時間的に小生もエサを食したくなってきた。弁当をほおばり、麦茶をガブ飲み。心の中では「熱中症になりませんように…」と念じる。
腹ごしらえも済んだところで、後半戦しゅっぱ〜〜つ。今回の仕掛けは50号のオモリを使用し、ハリスはLT用ウィリー仕掛け。こいつをドボンと投入し、底ダチをとり、ハリス分弱くらい巻き上げたところでコマセを振り、さらに少し巻き上げる。エサはおそらく底のすぐ上辺りを漂っているはず。
すると早速ガツンッというアタリとともに、竿がお辞儀した。
慌てて竿を持ち、リールを巻く。掛かった魚は時折下に突っ込もうとする。青物のそれとは少し違うような動きをしながら上がってきたのは小ぶりなマダイだった。チャリコほど小さくもないが、まぁ小ダイといったところか。
更にサイズアップを狙おうと再び底ダナに仕掛けを落とす。するとまたすぐにアタリが。今度のアタリはさっきのよりも激しい。心躍らせながら仕掛けを巻くが、海面に近づくにつれ魚は縦横無尽に走り出した。どうやら青物のようだ。やがて銀色の走る姿が見えてきた。ソウダか、サバか。
サバである。ハリス2.5号のため無理は出来ない。しばらく慎重にやり取りしてボートに上げるとそれはお約束のゴマサバだった。今回の青物第一号ということでとりあえずキープ。その後もさらに2尾掛けたものの、口切れで放流。その後に1尾追釣したところで沖上がりの時間となったので後片付けを始めた。
しかしそれにしても暑い・暑い・暑いっ。アンカーを上げる腕がいつもより重たく感じる。ダル〜〜な感じで片づけを終え、帰港開始。行きはヨイヨイ帰りは…とはよく言ったもので、遥か彼方に見えるボート乗り場目掛けて漕ぎ帰るのは結構気が重い。麦茶を飲みながらエッチラオッチラ漕いでいく。海水浴客で混み合う砂浜の端っこを縫うように着岸。早々に荷物を降ろして駐車場に向かうが、両手に荷物を持ち、海岸の山肌を上っていくうちにヘトヘトニなってしまいしゃがみこんでしまうことも… 駐車場に到着してからは速攻でエアコンをMAXにし涼をとった。
体はもうバテバテ。夏といえども釣行でこんなにグッタリしたのは初めてである。駐車場で仮眠を取った後、17時頃に現地出発。時間的にも大渋滞にハマるのではと覚悟したが、意外や意外、三浦市内から葉山付近までスイスイ流れているではないか。
「なんじゃこりゃ… 空いているのは嬉しいが、少し気味悪いな…」
ガソリン高騰が影響しているのか・・・ いや、それよりもむしろこの猛暑で外出を控えている人が多いのかもしれない。
いずれにせよこの暑さハンパではない。この夏釣行される方は十分な熱中症対策をお忘れなく。






2007年7月22日(日)
釣行場所 東扇島
天気 晴れ、風やや強い、涼しい
潮(横浜) 小潮
満潮10:12 21:27
干潮03:35 15:20
釣行時間 15:30〜18:00
19:00〜20:00
キープ 8〜14cmハゼ44尾、18cmカサゴ1尾
リリース ハゼ4尾(活き餌として使用中に根掛かりでロスト)

ハゼ釣りの夏、江戸前の夏
夏は釣り人にとっても最高のシーズンである。釣り新聞や雑誌を見ても様々な魚の話題で溢れており、どこに行こうか、何を狙おうか迷ってしまうニンマリのシーズン。そんな中、地味ではあるけれど、小生にとってはこれをやらなきゃ夏を越せないっ!という釣りがある。それがハゼ釣りだ。そもそも小生が初めて海釣りなるものを覚えたのがこのハゼ釣りである。青い空に白い雲、照りつける日差しの中、竿を持つ手に伝わるビクビクっというアタリに胸をトキメかせたあの頃… ハゼこそ小生にとっての釣りの師といっても過言ではない。
そんなハゼ君との、ひと夏の出会いを求めて、川崎市内の某所へレッツ・ゴーした。この場所は例年この時期ともなると沢山のハゼが集まるところなのだが、それでいて釣り人が少ないために、のんびりと竿を出すにはもってこいのポイントである。
釣り場に着いてみると、釣り人はまったくいない。「あれ?今年はハゼの湧きが悪いのか??」少し不安になったが、海を覗いてみるとそんな不安は一瞬にして吹っ飛んだ。浅瀬で一部は底が見えるのだが、ハゼ君たちがうようよ這っているのがハッキリ見えた。その数も例年より少し多い気がする。
小生は早速準備開始。今回はシマノ愁波本調子180を使い、道糸の先に中通しオモリ1.5号を介してハリス0.6号+袖針4号を装備。これくらい細かい仕掛けだと、三番子クラスの小さいハゼでも掛かりやすくなる。
まずは目の前に軽くキャスト。水深はせいぜい1〜2mくらいだろうか、着底するや否や小気味良いアタリがお約束のごとく竿を伝わってきた。最初のアタリで無理にアワせたり、リールを巻けばハゼはくわえかけたエサを放してしまう。しばらくパクッパクッと食べさせ、針が口中にすっぽり入ったであろう頃合を見計らってキュンっとアワせる。
のりました〜〜っ!
早速1尾目をGET。サイズはオーバー10cmか、思ったより大きく育っているらしい。
眼下の浅場には相変わらず沢山のハゼが群れている。今度はそこへ仕掛けを落としてみた。群れているハゼが一斉に反応した。最初にエサをくわえた1尾がエサを口にしながらすかさず走りだした。少し走らせたところで手首のスナップをきかせてアワセる、というより引っ掛ける。
またまたGET〜〜♪
そんなこんなでハゼが入れ掛かり。釣れたハゼは多目の水をはったバッカンの中に入れて活かしておくことに。後ほどそれらを活きエサにして別の魚を狙おうという魂胆である。
それにしても次から次へと面白いように針掛かり。といってもこのハゼ釣り、ただ仕掛けを投げてアタリがあったからといってリールを巻けば掛かっているというものでもない。ただ漠然とやっているのではバラスこともしばしば。今回のようにミャクで釣る場合はハゼの細かいアタリを聞きながらうまくアワせることが釣果UPにつながるのだろう。実際、年長のベテラン師と初心者で釣果に歴然と差が出るというのはこういったところでなのかもしれない。
バッカンの中に何尾のハゼが入っているだろう、途中で息絶えてしまったハゼはクーラーボックスに入れ、元気なヤツはそのままバッカンの中で活きさせて釣り座を後にした。そして目指すは東扇島。この時時計の針はすでに18時を回っていた。こんな時間に活きハゼを持参して何を狙うのか…?そう思われる方も多いことだろう。
狙いはズバリ、夕マゴチ!
「たまごっち」ではない、「ゆうまごち」である。早い話が夕方に釣るマゴチのこと。3年前の今時期、小生は東扇島で活きハゼをエサにしてマゴチを釣ったことがあるが、そのとき釣れたのが19時頃。マゴチ釣り自体初めてで要領もイマイチわからない小生は当時1尾しか掛けることができなかったが、その1尾以外にもマゴチであろうアタリが連発。それまで、マゴチは「照りゴチ」と言われるだけに日中しか釣れない魚というイメージが強かったのだが、実際には日暮れ時にも釣れることを体感。その感動よ再び!とばかりに今回も狙ってみることとした。

ハゼの上半身を飲み込んだ状態で上がってきたカサゴ。貪欲というか獰猛というか、フィッシュイーターであることを見せつけられたシーンだ。
バッカンを開けてみると沢山のハゼが口を水面から出してパクパクしている。ハゼの数か多かったのかもしれない。酸欠状態になっているようだ。そのハゼたちの中から活きのイイのを優先的に取り出し、針に引っ掛ける。コンパクトロッドに仕掛けは中通しオモリ2号にハリス3号の1.5m程度、針は大きめのものを持参するのを忘れたので急遽ムツ針の9号を使用。少々投げにくいがエイヤ〜っとキャスト。15〜20m程飛んだろうか、
着底し、少しだけ手前にサビいてみる。
ググッ…
アタリである。一瞬のことだったので何のアタリか見当がつかない。活きエサをつけているとエサが暴れたのをアタリと勘違いしがちだが、今回のはそうではない。考え込んでいると再び同じようなアタリが。しばらく待ってみたが、マゴチの特徴である引き込むようなアタリは得られなかった。恐る恐るリールを巻く。
たしかに少し重い。しかしその重量感はマゴチのそれほどではない。
上がってきたのはカサゴだった。しかしその姿に小生は驚いた。サイズこそ20cmあるかないかのカサゴが自分の体長の半分以上はあるであろうハゼを丸飲みしているのだ。
「いやぁー、自然界というのは面白いっ」
必死に生きようとする海の生物たち。その姿は生物としてごくごく当たり前のことなのだが、我々人間様は現代の生活に溺れて必死に生きるということを忘れかけてはいないだろうか。このほんのひと時、カサゴ君が教えてくれた感じがした。
その後もアタリが来るのを期待して竿を振ったが、カサゴどころかなんのアタリも来なくなったので20時に納竿とした。根掛かりでロストした活きハゼも4尾ほどいたが、最終的にバッカンの中に残っていたハゼは44尾。夕方の2時間半でこれだけ釣れれば十分である。朝からず〜っと竿を出していれば束釣りは確実だったろう。釣場速報(つりそく)の「YA●Aちゃん」も最近ハゼを狙っているようだが、小生はなんとか「Y●MAちゃん」の釣果を越すことができてニンマリ(笑)
あと1ヶ月余りは浅場でのハゼ釣りが楽しめるだろう。この夏、機会があればまた行ってみたいものだ。
今回釣ったハゼは帰宅後お約束の天ぷらに。それにしてもハゼの天ぷらはいつ食べてもウマイ!これを食わずして江戸前の夏は始まらないっ。
いよいよ夏も本番、釣り好きにとってはウズウズして常に腰が浮き上がってしまう季節到来といった感じである。



アウトドア&フィッシング ナチュラム


2007年7月1日(日)
釣行場所 東扇島
天気 晴れ、風やや強い、少し涼しく
潮(横浜) 大潮
満潮04:21 18:45
干潮11:25 23:51
釣行時間 14:00〜19:30
キープ 16〜18cmアジ30尾、16〜18cmキス2尾、カタクチイワシ1尾、シャコ1尾
リリース サッパ多数、メゾッコ

超久々のアジフィーバー到来か?
前回のアジGETに気を良くした小生は今回も…とばかりに再び東扇島へ向かった。この夏は昨年同様ボート釣りを興じようと考えていた小生だったが、日頃の疲れが溜まって遠出しにくいのと、東扇島の好調振りが重なってか、最近妙に東扇島づいている。まぁ、サイトのタイトルを考えるとむしろそれが当たり前なのかも知れないが(笑)
14時に実釣開始。近くの先客さんに話を聞いてみると、この日は朝4時頃にアジの回遊があり、その後はパッタリ。そして昼前くらいに今度はイシモチがパタパタと上がり、その後静かにって、現在に至っているとか。
「ちょうど時合をハズした感じになってしまったか…」
少し期待はずれのような感じだが、小生は前回同様投げ2本、サビキ竿1本でチャレンジ。
しばらくの間アタリすらなかったが、時刻が15時を回った頃からサビキ竿が忙しくお辞儀をするようになった。群れが回ってきたのだ。
無理に追い食いをさせようとすると仕掛けが絡まる場合もあるので、あまり欲張らずに早い段階でゆっくりリールを巻き上げる。するとサビキ針に早速アジが掛かっていた。
今回もなんだかツイている。素早く手返ししサビキを投入。オモリが着底するや否や食いついてくる。先ほどのグイッ、グイッというアジ特有のアタリとは異なり、ガツガツと無骨な感じのアタリだ。
巻き上げてみると掛かっていたのはアジではなくサッパだった。こやつも今シーズン初めてお目にかかる。サッパはサッパで酢漬けにすると美味いのだが、今回のお目当てはアジ。サッパに関しては全てリリースすることにした。
サビキ仕掛けの面倒を見る合間に投げ仕掛けのほうも回収&キャストを繰り返していたら何とか2尾のキスをGET。
最初にアジが掛かってから3時間以上もの間、アジ&サッパの回遊は続き、結局のところサビキ仕掛けではアジ30尾にサッパ多数、カタクチイワシ1尾という結果に終わった。先月まで好調に釣れていたカワクチイワシはここへ来て釣れなくなり、それに代わってサッパの群れが入ってきた感じのようだ。
それにしてもアジ30尾という釣果は正直予想外だった。東扇島でこれほどにもアジが釣れるのは、東扇島フリークの記憶にも刻まれている2002年のアジフィーバー以来5年ぶりのことかもしれない。ここ最近、本牧でもアジが大漁とのこと。今後更に湾奥の若洲や浦安方面でもアジ釣果の知らせが聞ければ本物だろう。
今回釣ったアジは帰宅後半分を「なめろう」に残りの半分を塩焼きにした。今年のアジは今まで東扇島で釣れたアジに比べて一段と脂のノリがよく、食味に優れている印象を受けた。
前回と今回の釣行で感じた今年の東扇島のアジ回遊の傾向と対策を私的かつ極々簡単にではあるが以下に書き出してみたので、これをもって今回の釣行記の結びとしたい。

@時合はいつくるかわからない
セオリーどおり朝マヅメに釣れることが多いのはもちろんだが、小生の釣行するような午後でも大きな群れが回遊してくることがある。朝が苦手で遅めに釣り場に出向く人にも十分チャンスはある。

A釣れるポイントも広範囲

アジポイントもここ最近では東扇島西公園の先端付近というのが定説だったが、今シーズンは西公園入口付近のテトラ横でも沢山釣れたという情報が出ている。また、京浜運河等でもアジの群れが確認されている。これはアジの群れ・数ともに大きいことを物語っている。

Bアジ一本を狙うなら重めのオモリで
アジと一緒にサッパも回遊している。その数も半端ではない。サビキ仕掛けを投入したときに仕掛けが落ちるのが遅いと、中層〜上層部を泳いでいるサッパが次々に食いついてしまう。底〜下層部を泳いでいるアジだけを狙うなら重めのオモリで一気に底付近まで仕掛けを落とすのが得策。沖釣りをする人ならこのへんの感覚はなんとなくわかっていただけることかと思う。できることなら15〜20号以上のオモリと硬めの磯竿or投げ竿で挑みたい。

Cスキンサビキが有利か
アジ釣りというとトリック仕掛けが有利のように思われているが、現在回遊しているアジについて言えば、普通のピンクスキンサビキにもガンガン喰らいついてくる。仕掛けの扱いやすさ、手返しの良さを考えると、あえてスキンサビキでやってみるのもいいかもしれない。




2007年6月23日(土)
釣行場所 東扇島
天気 晴れ、風やや強い、夕方から涼しく
潮(横浜) 小潮
満潮11:00 22:44
干潮04:56 16:26
釣行時間 16:00〜21:00
キープ カタクチイワシ9尾、23cmイシモチ1尾、17cmキス1尾、16〜17cmアジ12尾、シャコ2尾
リリース メゴチ、メゾッコ

サビキシーズン真っ只中、初夏の五目釣り
青い空の下、のんびりと慣れ親しんだ海を眺めながら竿を出す喜び。小生は会社がらみの用事で先々週は岡山、先週は兵庫、そして今週末は東北と、いったい自分はどこの人間なんだ、、、と自問したくなるくらい地方での滞在が目白押しだった今月、ようやく時間的にも体力的にも少し余裕のあるタイミングを得たので、久々に竿を持ってレッツ・ゴーした。行き先は何時もの東扇島である。久々にボート釣りにでも行きたかったのだが、さすがにそこまで出来る体力はない。それに前回の釣行でもそうだったが、サビキでイワシが鈴なりに掛かったり、投げで何かしらの魚が掛かったりと、これからの時期は近場でも意外と楽しめたりする。
夕刻に東扇島に到着。海面を見るとコーヒー色、泡も出ている。エスプレッソorカプチーノ…
「釣れないかも…」
そんな不安にかられながら16時に実釣開始。投げ1本にチョイ投げ1本、サビキ1本の計3本。この時点ではイワシなどの回遊はないようで、周囲はまったりムード。どの釣り人のサビキ竿も弧を描く気配はない。
投げのほうも、海の色がかなり濁っている、というか汚れている(!?)感じだし、こちらは期待はできないか。
風は多少あるものの、気温も暑過ぎず心地いい。ここのところの疲れが溜まっていたのだろう、睡魔がすぅ〜っと襲ってきたので、身を委ねるがごとくしばしのお昼寝タイムに突入。
たいした時間は寝ていないようだったが、寝汗をかいているのを感じて目が覚めたとき時計の針は17時を指していた。
相変わらずどの竿もこれといた変化はないが、エサを付け替えようと巻いてみると、投げ竿のほうにはチビメゴチが、チョイ投げのほうにはメソッコ(アナゴの子供)が掛かっていた。どちらもキープするに足りないサイズだったので、そのまま海にお帰りいただいた。
速やかに手返しし、たまに数mずつサビいてみる。サビくのには、魚に誘いを掛けたり、魚の居場所を探ったり、あるいはヒトデの餌食にならないため…と、いくつかの理由があるのだが、前回の釣行時のように、サビいたときに針が近くのヒトデの腕(?)にブスッ、、、ということもあり得るので、あまりにサビき過ぎてもかえって逆効果だったりする。
その後、投げ仕掛けに連続してシャコが掛かった。
「そういえばこんな生き物いたっけなぁ…」
忘れかけた頃のシャコ。本当にご無沙汰である。
この時期の傾向か、海からの風が結構強い。糸フケをとったつもりでも、徐々に糸が弧を描き、また竿先も風に煽られスイングするため、満足にアタリを取ることも出来ないのが辛い。その後にキスも1尾掛けたのだがアタリも感じず、巻いてみたら掛かってた。。といった感じだ。竿先ピクピク→聞きアワせる→ノッたぁぁ〜〜… この一連のプロセスが投げ釣りの醍醐味なのだが…(涙)
向かい風に逆らいながらも投げ続ける。投げては少しずつサビキ追釣を狙ったが2匹目のキスを見ることはなかった。
時刻は18時半、夏至を過ぎたばかりのせいか日がめっぽう長い。今時期だとこれくらいが夕マヅメと呼ぶにふさわしいか。ここで一発何かに期待したい。そう思っていると50mほど離れた釣り人のサビキ竿に1尾の魚が掛かっているのが見て取れた。
「イワシではないな」
明らかに体高がある。サッパか、それともコノシロか…
その答えはやがて明らかに。小生のサビキ竿にもようやく本日最初のアタリが来た。どうやら何かが回ってきたようだ。竿を手に持ち、神経を研ぎ澄ませ、何の魚が引いているのか考えた。
下に引っ張ろうとするパワー感、そしてサッパのガツガツッという引きとは違う、グイングインという引き…
口切れさせないよう、リールをゆっくり巻き上げると、魚は暴れると同時に小走りしようとする。これでだいたい何が掛かったか推測できる。
まさかこの日にこいつが釣れるとは思わなかった。
掛かっていた魚はアジだった。アジはアジでも豆アジではなく、小アジと言えるサイズだ。
この時を境に周囲でアジが上がり始めた。
今、この瞬間(とき)を逃してはいけない。慌てる気持ちを抑えつつ、冷静かつ迅速に手返しする。仕掛けを投入し、底付近でコマセを振り出し、竿を上下にゆっくりあおってアタリのタナを探してみる。すると中層付近でまたもやグイングインというアタリをキャッチ。追い食いさせて巻き上げてみるとアジとカタクチイワシがミックスで掛かっている。アジもいいが、このカタクチイワシも最近の小生の中でマイブームだ。前回の釣行記でも最後でちょっと触れたが、沢山釣れたカタクチイワシをオイルサーディンにしてみたところ、これがメチャうま。(作ったときの様子は「編集後記」のオイルサーディンを参照のこと)
たいがいの釣り人はカタクチイワシよりもアジが掛かったほうが喜ぶかもしれないが、小生は本当にどっちでもいい。アジの刺身もカタクチイワシのオイルサーディンも甲乙つけがたいのが本音。
どっちでもいいから、どんどん掛かれーーーー!と言わんばかりに手返し手返し♪
アジはそんなに大量に回ってきている感じではなかったが、約1時間に及んだ時合の中で12尾GETすることができた。注目ポイントはそのサイズ。初夏に湾奥で釣れるアジというと豆サイズが多いのだが、今回釣れたのは小アジサイズのクラスである。盛夏を向かえ、秋へ移りゆく頃、群れの種類もかわり、尺サイズが回ってきたりするから今後が益々楽しみである。
アジ・カタクチイワシの群れが一気に去ると、釣り場には再び静寂が。
暗くなってきたことだしそろそろ片付けでも始めようかと、投げ竿を手に持つと、グングンっという無骨なアタリが手に伝わってきた。
アワせた後、リールを巻くと結構重い。暗くなった海の中から姿を現したのは銀色に輝くイシモチだった。サイズは前回掛かったのと同じくらい。どうやらこの周辺をうろついているイシモチは22〜23cmくらいがアベレージなのかもしれない。
こうして今回の東扇島釣行も幕を閉じたわけだが、予想外のアジをはじめ、久々にお目にかかったシャコなど、多彩な顔ぶれが揃い、結構満足の釣行となった。キスに関して言えば今回は1尾しか釣れなかったが、7月に入って夏の本番を迎えると、コンパクトロッドの射程距離である浅場へも入ってくることだろう。チョイ投げ仕掛けとサビキ仕掛け、この2本立てで五目釣りが楽しめる季節はもう目の前である。




2007年5月27日(日)
釣行場所 東扇島
天気 晴れ、風はじめやや強く、後、超激しく、汗ばむ陽気
潮(横浜) 若潮
満潮08:19 20:02
干潮01:19 14:41
釣行時間 13:00〜19:00
キープ 21〜23cmイシモチ3尾、カタクチイワシ多数
リリース なし

近場でお手軽マッタリ釣行
水温もビシバシ上がりつつあるこの時期、小生にとってはボート釣りが一番ハマるのだが、たまには原点に帰って近場でマッタリと陸っぱり釣行をするのもオツなもの!? とばかりに、今回は東扇島へレッツ・ゴー!した。
ここのところ、湾奥にもカタクチイワシが回ってきているようなので、今回はサビキ仕掛けを用意しつつ、キスorイシモチ狙いということで投げ仕掛けも用意してみた。日曜日で陽気もよいことから釣り場は結構混んでいた。そのため釣り座等の状況を考えて、サビキ仕掛け1本、投げ1本の控えめな体制にて実釣開始。
しかしこの日は海の色がイマイチ冴えない。コーヒー色をしていた。原因はよくわからないが、これでは出だしからテンションダウンである。サビキ仕掛けは4.5mの磯竿を使用したが、いつまでたっても竿先には何の変化も現れない。
少々高い気温に程よい海風、頭上には青々とした空が広がっている。小生はいつしか釣り座より後ろに下がったところで爆睡モードに入っていった…
どれだけ時間が経ったかわからないが、小生の近くを通り過ぎる釣り人の話し声で目を覚ましたものの、サビキ竿は依然反応なし。投げ仕掛けもでっぷり肥えたヒトデしか掛かっていない。
周囲を見渡してもやはり釣れていないようだ。投げ仕掛けは相変わらずヒトデしか掛からない。ヒトデにエサを食われまいと、ちょくちょくサビくようにはしているのだが、ふと忘れてしばらくそのまんまにしていたらアウト!運良く食われなかったとしても、リールを巻き始めたと同時にすぐ近くにいたヒトデの足(手?)に針がスレ掛かりしてしまうこともしばしば。とにかく海底はヒトデの絨毯にでもなっているかのようだった。
半ば諦め気味になっていると、置きっぱなしにしてあったサビキ竿がクンクンお辞儀をし始めた。ようやくいらしたイワシちゃん!
竿を手に持つと、グングングンといった、小さいながらも力強い引きが明確に伝わってくる。ボート釣りとは違い磯竿を使っているので、イワシといえどもダイレクトに伝わってくる引きはなかなかのもの。
周辺にコマセを切らさないよう、早め早めの手返しを心がける。オモリが底に着くや否や早速アタリがくる。そのままにしていても全然構わないが、それではつまらないので、竿を手に持ち、上へゆっくりと煽ってみる。するとある一定のタナで激しくヒキが伝わってくるので、しばらくその位置で竿を止めてみる。
グングン、グングングン…
針にまた1尾、そして更にもう1尾掛かる感触が伝わってくる。そして頃合を見計らってリールを巻くと、サビキ仕掛けにカタクチイワシがぞろ〜〜り鈴なり。
思わず夢中になって多点掛けの連続を狙ってしまう(笑)
そんなやりとりを繰り返し、カタクチイワシを大量にGETできたのは良かったが、依然として投げ仕掛けのほうはヒトデ、ヒトデのオンパレード。
いつしか時刻のほうは夕刻18時を回ろうとしている。日もだいぶ長くなったせいか、まだ明るいが風のほうが少し涼しくなってきた。
明るい間、投げ釣りは不調だったが、日没にさしかかったとき小生はアノ魚が掛かってくれることを願った。
アノ魚とはイシモチのことである。
小生の記憶が確かならば、そろそろイシモチが掛かってもよさそうな時期である。しかし、このイシモチ、時合いが意外と短く、群れのいるポイントも意外と狭いので、陸っぱりではそんなに容易く釣れるものではなかったりする。
今これをご覧になっている方の中でも、狙って釣れたというよりも偶然釣れた、、、という方が結構いらっしゃるのではないだろうか。
しかし今回小生が選んだこの場所というかポイントは、以前にイシモチを数尾上げたことのある所。もしかしたら今回も掛かるかもしれない。そんな淡い期待を抱きつつ、しばらく置いたままにしていた投げ竿を軽くアワせてみた。
「ブスッ…」
やはりPEラインの妙なのだろう。何かが針にぶっ刺さる感触が確かに伝わってきた。肉厚のヒトデに針が刺さったようだ。リールを巻いてみるが重い重い…多少でも暴れてくれたりすれば、やりとりする面白味もあるのだろうが、そこは静かなヒトデ君。まったくもってマグロ状態。本当に可愛げがない。
「おや?」
浮いてきた物体はオレンジでも茶色でもない。ギンギラギンである。しかもダブルで掛かっていた。
イシモチだっっ!
期待通りにイシモチが来るとは思わなかったので小生はちょいとばかり興奮状態。しかも一荷で来たもんだから感激だ。
一荷で掛かったということは、群れが来ているのかも知れない。すかさず今仕掛けを投げていたあたりに手返しする。
しばらくすると竿先にガクガクっというアタリが。しばらく様子を見てからアワせればよかったものの、慌ててしまった小生は早アワセをしてしまい、そのままスッポ抜け。エサを付け直して再度投げ込むと、今まで穏やかだった天候が一変、いきなり突風が吹いた。風速にして10mは下らないだろう、しばらく様子を見たが、強風は止む気配を全く見せない。投げ竿の道糸も弧を描いてしまっているし、なんといっても釣り具類を飛ばされないようにするだけでも大変だ。
あまりにもの強風で釣り続けることを断念。渋々投げ仕掛けを巻いてみると、更にイシモチが掛かっていた。
「この風さえなければもう数匹は…」
たら・れば論になってしまうが、やはりどこか悔やみきれないシコリが残った。
まぁ仕方がない。久々にカタクチイワシが沢山釣れたし、ノッ込みイシモチを確認&GETすることが出来たので今回は結構満足の釣行といえるだろう。
これからの時期はキスも段々とノッ込んで来ることだろう。そうなればさほど遠投しなくてもキスやイシモチが狙えるようになり、益々投げ釣りの面白いシーズンに入ってくる。
帰宅後イシモチは塩焼きにして食べたが、相変わらずイシモチのシットリぶりはたまらない。小生の中では塩焼きで一番好きなのはやはりイシモチである。カタクチイワシはオイルサーディンに変身中。しばらく冷蔵庫内で漬け込み、1週間くらいしたら食してみようと思う。どんな味になっているか今から楽しみである。
近場でマッタリ、そしてオカズGET。これこそ江戸前陸っぱりの醍醐味ではないだろうか。






2007年5月20日(日)
釣行場所 三浦市小網代
天気 晴れ、風は穏やか、汗ばむ陽気
潮(油壺) 中潮
満潮05:35 20:33
干潮00:28 13:04
釣行時間 8:00〜14:30
キープ 11〜13cmキス5尾、11〜19cmメゴチ2尾、25cmワニゴチ1尾、20cmカワハギ1尾、37cmゴマサバ1尾、13〜14cmカタクチイワシ2尾
リリース イトヒキハゼ、ヒイラギ多数

海の中はもう初夏!?
新緑が眩しい今日この頃、気温も高くなるにつれ水温もグングン上昇中。すでに海釣りシーズン真っ只中の日曜日、この釣行記ではすでに御馴染みの三浦市は小網代にレッツ・ゴーしてきた。狙いは特になし。キスを狙いつつ、プラスαで何か釣れれば御の字といったお気楽釣行を敢行。
朝7時に油壺の市営駐車場に着くと、すでに沢山の車が軒を連ねていた。当然のことながら海水浴シーズンであるはずもなく、車の主はやっぱり釣り人。各々準備を整え、磯へ、ボート乗り場へと消えていった。
小生も7時半にボート乗り場に着いたが、先客さんがいたので順番待ち。小生の後からも更に釣り人がやってくる。ボート屋さんも半ばやっつけ仕事的にボートを出す。
「どの辺で釣れてます?」なんて聞けそうにもない空気。そそくさとボートに乗っていざ出港。まずはボート乗り場のすぐ目の前、航程1分(!?)程のところで竿を出してみた。ここは4月1日に来たときに他の釣り人が沢山キスを釣り上げていたエリアだ。アンカーを打ち、仕掛けを垂らす。水深は5〜6m程度か。
海草が繁っており、なかなかうまい具合に仕掛けがなじまない。どうにもこうにも苛立ちばかりが募るので、以前入った対岸近くのエリアまで漕ぎ出すことに。
今回は波・風ともに非常に穏やか。こんなに穏やかなボート釣りは久々だ。
キス仕掛けはたまにアタリがあるのだが、いまいちノリが悪い。そうこうしている間にエサを付け替えようとリールを巻き始めた次の瞬間、グググググッというかなり明確なアタリが竿先から、竿を握る手にまで伝わってきた。
「キスの引きではない。小マダイか??」
巻きあげてみると、ジャンボサイズのメゴチが掛かっていた。
いや、メゴチではない。コチだ!
サイズがサイズだけに一瞬メゴチに見えかけたが、れっきとしたコチ。それもワニゴチであった。初めてお目にかかるワニゴチをしばらく凝視しつつ、本日初の獲物である奴さんを水の入ったバッカンに入れて泳がせておく。
その後もヒイラギやイトヒキハゼが掛かりながらも、その中からキス・メゴチをポツポツ拾い釣りしていった。釣った魚は何であろうととりあえずバッカンに入れ、元気なものは活きエサにしてヒラメ・マゴチを狙ってみた。

ボート上から東方、シーボニア方向を望む。初夏を思わせるような入道雲も姿を見せた。
太陽は頭上高く昇っている。まだ5月ではあるが遥か彼方には積乱雲が出現。すでに初夏の空模様である。水温のほうもだいぶ上がってきており、三浦半島南部では20度近くまで上昇中。釣り人にとって「その気にさせる」季節の到来である。
周囲ではさっきからナブラが沸いていた。カタクチイワシが湾内に入ってきているみたいだが、何者かに追われているのだろうか、キス仕掛けを巻き上げる最中にカタクチイワシが針先に食いついてくることもあった。
さて、ヒラメ・マゴチ狙いの仕掛けはウンともスンとも言わない。仕掛けを巻き上げてみても、活きエサはかじられた様子もなくピンピンしている。
時刻はすでに午後に入っている。依然として天候は穏やかで、海上も波立っていない。湾内にとどまっていてもつまらないので、ここはひとまず表に出ることに。
えっちらおっちらボートを漕いでいくが、さすがに湾外へ出ると若干風・波ともに強くなる。
その中で小網代湾からの船道より少し逸れたところでアンカーを打ち、ここからはカゴ仕掛けを用意して垂らしてみた。まぁ、これといった狙いはないのだが、アジかなんかが釣れればいいなぁ〜…的な軽い気持ちで。
普段なら50号以上のオモリを使うところだが、今回は潮流も穏やかだったので30号のオモリに、竿はシマノホリデーパックを使用。水深は約15m、底付近から探っていく。

上が通常の針で、下が何者かに伸されてしまった針。逃がした魚は大きい!?
カゴ仕掛けを投入した後、ここでも欲が張り、「万が一」のヒラメ・マゴチ狙いも同時に敢行。針先にイトヒキハゼを引っ掛け、海中に落としていた次の瞬間、ホリデーパックの竿先が激しくお辞儀をし、海中に引きずり込まれそうになったので、慌てて竿を手に持ち、とっさに応戦。すると獲物はそれに逆らうかのように下へ下へと突っ込んでいこうとする。10mのタナで何か元気な魚が掛かったようだ。渾身の力をこめてリールを巻き上げたかったが、こんなことになるとは思ってもみなかったので使っているハリスは2号。ドラグを少し緩めてここは慎重にやりとりをする。リールのカウンターの数字が少しずつ小さくなっていく。やがて大暴れする魚の正体が判明。
今年初登場のサバである。これがなかなかのサイズ。40cm近くはあるだろうか、グングン引いたのも無理はない。水温が高くなってきている証拠かもしれないが、この時期の三浦半島で、岸から程近いところにサバが回ってきているのはちょっと意外な感じもした。
血抜きをし、再び手返ししていると他のボートの人から、「向こうでカワハギが10枚位釣れたよ〜」との話を聞き、すかさず移動。「向こう」というのは油壺マリンパークの真沖で、根が点在している、小生がかつて回遊魚の入れ食いやカワハギの連釣を味あわせてもらったお気に入りのエリアだ。
残り時間は残り少ない。最後のチャンスとばかりに移動し、まずはカゴ仕掛けを投入。その後にキス仕掛けを投入し、こちらは誘いをかけつつカワハギを狙ってみた。するとカゴ仕掛けに何やらアタリが。ホリデーパックの竿先がガツ、ガツッ、と小気味良いお辞儀。アワせて巻き上げてみると重みが手に伝わってきた。確かに何かが掛かっている。
4m、3m、2m、1m・・・ 水面に浮かび上がってきたのは良型のカワハギだった。季節こそ旬ではないかもしれないが、それでも意外と肝が入っているようだ。
時刻は14時半近くを指し、エンディングを迎えようとしたそのときだった。
キス仕掛けに強くも無骨なアタリが来た。竿を上げたが一瞬根に潜られたようだ。なにくそ〜っ!と強い力を以ってリールに手を掛けたら、なんとか根から抜け出たようだ。その後からグングン威勢のいい引きが手に伝わってきた。なんだかよくわからないが重い。竿は錘負荷にして3〜4号程度のスペックなので当然のことながら大きく弧を描いている。リールを巻き続けていると突然フッと軽くなった。痛恨のバラシだ…
上がってきた仕掛けの先を見てみると、2本ある針のうち1本が大きく伸されていた。
感じからして、でっかいカサゴか??伸された針を眺めつつ、逃がした魚がどれほどの大物か勝手な想像をめぐらす。これも釣りの醍醐味であろう。
沖上がりの時間になり、ボート乗り場に戻ると他の釣り客も次々に帰港していた。時期的にもキスの釣果が一番多かったようだが、中には40cmクラスのマダイをGETしたグループも。クーラーボックスの中を覗いてみると、マダイの他にはサバが入っており、キス等の底物は見当たらなかった。最初からマダイ狙いだったのだろう。なんとも羨ましい。
あ〜〜〜〜っ!あんなの見てしまったら今度は自分がマダイをっっ!!っていう気持ちになってしまうではないか。見ないほうが良かったかもしれない。いつになれば小生の前にチャリコではなく堂々と「マダイ」といえるサイズが上がってくるのだろうか。まだ何年も先か、それとも…
とにもかくにも頑張りタイっ!!




2007年4月30日(月)
釣行場所 横須賀市走水
天気 晴れ、風は穏やか、汗ばむ陽気
潮(走水) 大潮
満潮03:26 16:05
干潮09:44 21:58
釣行時間 7:30〜16:00
キープ 15〜20cmキス2尾、16〜18cmカサゴ3尾、39cmアナゴ1尾、14〜15cmアジ3尾、18cmウミタナゴ1尾、18cmメバル1尾、13cmメゴチ1尾
リリース イトヒキハゼ多数

走水リベンジ、微かに成功!?
前回しょっぱい釣果に終わってしまった走水のボート釣り。
せっかく走水に来たのにあんな釣果では納得ができないと小生はリベンジを決意。今回もまた走水に車を走らせた。
巷はゴールデンウィークである。当然ボート屋さんも沢山の釣り客で賑わっており、小生が到着した朝の7時頃にはすでに13艘のボートが出港しているとのこと。遅れをとってはならないと、小生も早々に手続きを終えてサクサクッと出港。
まずは港内にてキス狙いで竿を2本出す。
前回、上州屋で束売りされているハリス1.5号の流線針仕掛けで謎の大物!?にブチ切られてしまったので、今回は少し強度アップさせ、ハリス2号仕掛けで挑戦。時折ブルっと来るが、なぜか掛かってくるのはイトヒキハゼばかり。キス釣りの外道としてはメゴチに次ぐ定番であるが、メゴチは食味がいいのに対し、こちらは…??? である
ハリスを太くしたのがマズかったか?とにかくイトヒキハゼの猛攻がスゴイ。
するとうち1本の竿がなんだか重い。巻き上げてみると意外にもアナゴが掛かっている。しかもなかなかの良型だ。久しぶりにお目にかかるアナゴにほんのり喜びを感じながら手返しする。すると今度はビクビクビクッと小気味いいアタリ。
「お?やっときたか」と思い、聞きアワせつつ巻き上げてみると、ここでようやくキスの型を見ることが出来た。その後もキスをなんとか1尾だけ追釣することができたが、時刻は10時を回り、潮周りは下げから上げへ移ってきたので湾内から外へ出ることに。
湾外にはすでに沢山の釣り人が出ていた。手漕ぎボートで釣りする人はもちろん、船外機和船、モーターボート、乗合船、ヨットなどなど…そしてその更に遠く沖合いにはタンカーや自動車運搬船、大型客船、保安庁の巡視船、米軍の軍艦!?などがさかんに行き来しており、浦賀水道が海上交通の要所であることを物語っている。
海上の船の密度もさることながら、このあたりはほんとに潮流が速い。小生はカゴ仕掛けで60号のオモリを使ってみるも、カゴによる潮の抵抗が大きいせいか、鋲泊して仕掛けを入れても道糸が斜めに流されてしまう。走水沖の乗合船ではアジを釣るのに150号のビシが使われたりするが、手漕ぎボートでも80〜100号程度のビシやオモリが欲しいところだ。
そんな中、小生はカゴ仕掛けと、胴突きの船用メバル仕掛けの2本を投入。何としてでもメバルとアジを釣りたいっ。
水深は15〜20m、手持ちにしていたメバル仕掛けに早速アタリが。メバルとは違った無骨なアタリに小生は思わず反射的にアワセを入れてすぐさまリールを巻き上げた。なかなか重い。小生のボート釣りの懐刀であるシマノホリデーパックが大きく弧を描いている。上がってきたのはイイ色したカサゴ君。サイズこそ20cmに満たないが、なかなか美味そうである。その後もメバル仕掛けにはカサゴが連釣。さらには小ダイもどきとも言えるウミタナゴも掛かってきた。
この頃から風も強まり、ボートは右に左にゆさゆさと揺さぶられるようになってきた。それに伴い、竿先のアタリもつかみにくい厳しい状況になってきた。
カゴ仕掛けは今一つ不調のようなので、ここで急遽サビキ仕掛けにチェンジ。チェンジするや否や、ググッという明確なアタリが伝わってきた。
巻き上げてみると待望のメバルが掛かっていた。こちらもサイズは大きくなかったが、先ほど連釣したカサゴと一緒に煮付けにしようと思う。
サビキ釣りはカゴのコマセは都度装填するにしてもエサを付けなくていいのが楽チンだし、その分手返しも早くなる。
そんなサビキ仕掛けにアタリのような、そうでないような僅かな反応が。。。何せ波風が大きいので何がなんだかわからないのだ(><)
あまり期待せずに恐る恐るサビキ仕掛けを巻き上げてみると、気持ち重いような感じが…
そのまま巻き続けてみると、なんと2つのサビキ針にアジが掛かっているではないか!!
「お〜〜〜やっと釣れた(TT)」
どうにかこうにか走水のアジをGET。小生は内心ガッツポーズ!
とはいってもサイズは小アジサイズ。東京湾奥の堤防でも夏頃になると普通に釣れるサイズである。
そして冷静に考えると、なぜにそんなにムキになってまで釣り上げなければいけないのか…といった感じがしないでもない…
でもまぁ、とりあえず初物ってことで、これはこれで良しとしたい。
前回の釣行より更に気温が上がり、腕や顔は真っ赤に日焼けしてしまった。
5月は何気に紫外線が1年で一番強い時期。これからのシーズン、どこまで黒く焼けるだろうか。
釣りにいける機会を見つけるのも大変だが、なるたけ釣行し、愛のメモリーが似合うくらいに真っ黒な釣り人になりたいと、小生はキンキンに冷えた伊右衛門を飲みながら帰途についた。




2007年4月14日(土)
釣行場所 横須賀市走水
天気 晴れ、風非常に強く、汗ばむ陽気
潮(走水) 中潮
満潮03:23 15:00
干潮09:16 21:22
釣行時間 8:00〜16:00
キープ 16〜20cmキス4尾、13cmメゴチ1尾、針飲みカレイ3尾
リリース なし

走水のボートに初挑戦するも激沈…
トンネル抜ければ〜、海が見えるから〜〜♪そのままドン突きの三笠公園で〜〜♪
という歌でも御馴染みの横須賀市。
でもって、ドン突きの三笠公園の脇をかすめた後、海岸通りをしばらく走り続けると、今回の釣行先である横須賀市は走水に到着する。
走水というとその潮流の速さ、そして『走水のアジは関サバ・関アジに並ぶブランド魚である』なーんていうフレーズで釣り人の間では知らない人がいないくらい有名なスポットであり、それだけに小生も以前より強い関心を持っていた。
そんな矢先、釣り新聞に走水のボート釣りでアジ・カサゴが爆釣という写真付き記事を発見。行かない手はないっ!とばかりに走水へレッツ・ゴー!したのである。

横須賀市街から車を少し走らせると、風光明媚な走水の町並みが広がる。ちなみに写真を撮ったこの辺りがカレイ・キスのポイントらしい
本町山中道路の料金所脇に併設されているパーキングで少し仮眠をした後、現地に到着したのは朝の7時ちょっと過ぎ。新聞に出ていたボート屋さんを発見。とりあえず店の前に車を止め、店内に入ってみる。空は快晴なのだが、いかんせん風が少し強い。そして海を見るとうねりや白波が所々立っている。なんだか前回の小網代釣行と同じパターンだ。ただでさえ潮流の速い走水、こんな状態でボートが出せるのか少し心配だったが、とりあえず店の中に入ってみる。
「ごめんくださ〜ぃ」
するとお店の人が出てきたのでボートが出せるか聞いてみると、大丈夫とのこと。少々ホッとしながら駐車場所にまず案内された。そこは他人様の住宅の前であったが、この地域の人たちのご好意でボート屋へ来るお客さんのために停めさせてくれているらしい。ありがたくも嬉しい話である。人情っ気のあるこの走水という町にちょっぴり感動。料金を払った後、今度はボート屋のご主人から走水港でボート釣りをする際のルールや注意事項、各魚種のポイント等細かく丁寧にレクチャーを受けた。これほどまでに親切丁寧なボート屋さんも珍しい。これならば小生のように初めて来る人も利用しやすいし、また来てみたいと思うことだろう。

ボートより観音崎方面を望む。うねりと強風に苦戦を強いられた…
さぁ、時刻は7時半、いざ出港である。まだ若干荒れ模様なので、沖目のアジポイントには向かわず、港内でキス・カレイといった底物を狙うことにした。今回の組み合わせは前回の小網代キス釣行と同じで、5号オモリのライト仕掛けと、15号オモリを使った通常の仕掛けの2本である。
なんせ風が強い上にウネリがあるもんだから5号オモリの仕掛けだといまいちアタリがとりにくい。そんな中、早速アタリらしき挙動が竿先に。よ〜く聞いてアワせると心地よい手ごたえ。リールを巻き上げていくと結構いいサイズのキスが掛かっているのが見える。
「おっ、幸先いいな」
そう思いつつ取り込もうとした次の瞬間、口が切れてそのまま海へダイブ。しょっぱなからリリースしてしまうハメに(><)

気を取り直して手返しするが、なかなかアタリは来ない。そうこうしている間にもボートは大きく揺さぶられるわ、強風のためにイソメパックは吹っ飛びそうになるわで、落ち着いて釣りを楽しむことが出来ない。

ホタテ貝のような二枚貝が釣れたというか掛かってきた。生きているようなのでその場で生食してみたい気持ちにかられたが、怖いのでそのままリリース。
しかもここのボートのアンカーは比較的軽いので、打っていてもボートが徐々に流されていってしまうのだ。流れては漕いで戻り、流れては漕いで戻り、、の繰り返し。そうこうしている中で、なんとかキスをポツリポツリとGET。そしてたま〜に針を飲み込んだ木っ端カガレイが掛かっていたりする。
昼近くなったとき、15号オモリの仕掛けを付けている竿が大きくお辞儀した。
「およよっ、今までにない引き!」
すでに魚はノッているようだったので、そのままリールを巻き上げる。
かなり重い。その上、掛かった魚が下へ下へ潜っていこうとするのが竿を握る手にも鮮明に伝わってくるもんだから、こっちにしてみたら超ドキドキものである。
「カレイかもしれない。しかもデカイの…」

そんな甘美な期待を抱きつつリールを巻き続けたが、途中でフッと軽くなった。
そのまま巻き続けると、ハリスが切れた仕掛けだけが上がってきた(涙)
「うぎゃぁ〜〜〜!!」

と実際には叫ばなかったが、思わず「クソッ…」とだけは言っってしまった。
悔しい。。1.5号のハリスがいとも簡単に切れてしまった。。

この日も初夏のような陽気だった。ちょっと汗をかいたがとてもイイ運動になった。そんな走水の港にバイチャ。
なんだかテンションが落ち込んだので、ここは昼飯休憩を取って気持ちを落ち着かせた。
午後になってからはアジ・メバルを狙うために港の外に出ることに。しかし風・ウネリとも強いので、状況を確認しながら少しずつボートを前に進ませた。
出港前に教わった山立てを基にアジ・メバルポイントに入り、アンカーを打つ。そして今度はカゴ仕掛けを投入。水深は15m程度。底からハリス分仕掛けを巻き上げてコマセを振り、さらに1mほど巻き上げてアタリを待つ。
グイグイグイィ〜…
小生の中ではそんな感じで竿先がお辞儀する予定だった。
しかし実際には…

しーーーーーーん…

静寂だけがボートを包む。。(TT)
タナを少しずつ変えてみたりしたものの、アタリはな〜んもなし。結局この日、アジの回遊は見られなかった。
時刻は15時近くを指している。この付近は下げ潮流が非常に早く危険であるとのことで、そろそろ下げになるであろうと判断した小生は、再び港内に戻り、最後のキス・カレイを狙うことに。
午前まではたまにアタリがあった底物も、午後になってからはパッタリ。結局不完全燃焼のまま、納竿することに。
沖上がり後、ボート屋のご主人に釣果が激渋だったことを伝えると、他のボートはもちろん、乗合船の釣果も非常に渋かったことを教えてくれた。
いやぁ、本当に残念である。走水のポテンシャルってこんなものなのか??
いや違う。今回は日和が悪かったに違いない。これからの季節のほうがアジは期待できるし、秋には青物も回ってくる走水。この辺のサバも何気に結構美味いらしい。
また機会を改めて走水の激流にチャレンジしたいと心に誓った、初夏のような汗ばむ一日だった。






2007年4月1日(日)
釣行場所 三浦市小網代
天気 晴れ、風は穏やか、汗ばむ陽気
潮(三浦標準) 大潮
干潮10:37 22:47
満潮4:29 16:29
釣行時間 8:30〜14:30
キープ 15〜19cmキス6尾、11〜21cmメゴチ5尾
リリース キタマクラ、ヒイラギなど

ノッ込みキス到来!
東京周辺では桜が満開となり、新年度もスタート。そんな春爛漫のこの日、小生は冬の間我慢していたボート釣りがしてみたくなり、昨年も何度か釣行した三浦市は小網代へレッツ・ゴーした。
ボート釣りの魅力は何と言っても誰にも干渉されず、あるいは気を使わずにのんびり釣りができるトコと、陸っぱりに比べて釣果が出やすいトコではないかと思うが、それに加えて日頃の運動不足が解消されるという、非常にありがたいメリットもある。
特に小生は先月中頃から禁煙を始め、おかげさまで3週間ほど続いているのだが、禁煙して一番先に体におこる変化、それはずばり体重増である。
禁煙すると太るという噂はあながちでたらめではなく、言い得てる気がする。なんだか、喫煙していた頃よりわずかではあるが食欲が増した感じがするのだ。
かくいう小生も怖くて体重計には乗っていないが、体重は確実に増えてしまったようだ。
これではいけないと思い、脱メタボ!?よろしく急遽ボート釣りに行くことに。

市営駐車場の桜はすでに散り始めていたが、そんな姿がどことなく切なくてイイ感じだった。
(ちなみに今回から文中の写真のサイズを若干大きくしてみました^^)
ってな感じなもんだから、当然釣りのターゲットはこれといって決めていない。暑い時期と同様に、青イソメとオキアミ、アミコマセ持参の「なんでもござれ」なスタイルで現地に向かう。
夜明け前に到着したが、油壺の市営駐車場にはほんの数台しか車は停まっていない。そんな中でボートの出港時間が来るまで仮眠をとることに。
周囲が明るくなった頃、駐車料金を徴収するオジさんの気配に目を覚まし、料金を払った後、しばし2度寝に興じた。2度寝は本当に気持ちがいい。春だから余計に気持ちよく感じるのかもしれない。しかしっ、ずっと寝ていたのでは何のため三浦市までやってきたのかわからない。自分自身を奮起させ、ボート乗り場まで歩いていくと、海の状況がなんだか違うことに気付いた。
海面が騒がしいのだ。
確かに前日深夜まで関東地方は強風が吹いていた。その名残のせいか、沖は白波が立ち、小網代の湾内も少しうねりがあるようだった。
ボート乗り場のオジさんの話では、今日は海が荒れているので、ボートを出せるのは湾内のみで、湾の外には出て行かないで欲しい、とのこと。

正直、小生は湾の外での釣りが楽しみだっただけにショックだった。しかし気象状況が状況だけに仕方ない。小生も湾内にとどまることにした。

当初風が強かったので、風裏となる堤防前で実釣開始。堤防からさほど離れていないが、これくらいのところでキスが釣れる。
しかしこうなってくると、おのずと狙う魚も決まってきてしまう。オジさんの話によると湾内だとキスになるようだ。
「キスかぁ、、、まだ早いんじゃないかなぁ、、、」
そんな不安がわずかによぎった。
しかし、せっかく来たからには釣りたい。
湾内のみで竿を出すという約束でボートを出すことに。時刻は8時半近くを指しており、すでに7〜8艘のボートが湾内で釣りに興じている。
小生も後に続けとばかりにボートを漕ぎ出したが、小網代湾にしては珍しくうねりも大きく、時折突風にも煽られる。
とりあえずこの風をなんとかしたい・・・
小生は対岸の堤防前まで漕いでいき、堤防を盾に風下側に入り、そこで竿を出すことにした。
昨年秋、小生はこの小網代でカワハギ釣りの際に軽い仕掛けを使ってみたら、いい塩梅に釣果を得ることが出来た。

リゾートマンション、ボート・ヨットハーバーを抱えるシーボニアリゾートは目と鼻の先。外国人の利用も多いようで、この日もプレジャーボートでチョイ投げ釣りをしている外国人がいた。まさにブルジョアの聖地といった感じだ。
水深もさほど深くなく穏やかな小網代だからこそ軽い仕掛けもokというのが当地のイイところ。
そんなわけで今回も小生はライトタックル(!?)を試してみる。竿はこの釣行記で何度も登場している岡山で拾った竿、PE2号の道糸に5号ナスオモリをぶら下げた12cmテンビンを介し、その先に流線針7号+ハリス1.5号という、堤防でのチョイ投げ釣りと何ら変わりのないタックルでいざ挑戦〜〜!
もう1本には2.1m-30号のコンパクトロッドに15号オモリといった、いかにもボートキスな組み合わせにし、こちらを置き竿とした。
手持ちにしていた自称ライトタックルをビュンと投げる。水深は約10mなので、5号オモリでも意外と早く着底してくれる。着底し糸ふけをとり、少しずつ仕掛けをサビいてみると早速ググッというアタリが手に伝わってきた。
ここでアワせてしまってはバレてしまうので、少し様子を窺いつつ聞きアワせてみる。
ノッた!
リールを巻き上げてみると心地よい重量感♪
針先にはなかなか良型のキスが掛かっていた。

今年初めてのキスとのご対面。春になり、これから益々釣りが楽しくなる時期に突入していく。そんな序章ともいえるキスGETに小生も顔がほころぶ。

油壺釣船組合の手漕ぎボートには、手漕ぎボートにしては珍しく救命ブイが搭載されているのがgood!
さすがに入れ食いというわけにはいかないが、たま〜に小気味良いアタリがあったかと思うと針先にキスが掛かってくる。
お天道様は次第に高いところへと上がっていき、それにつれて気温も少しずつ上昇していくのがわかる。
午前中までに何とかキスを5尾程確保し、ここで昼飯を取ることにした。
午前中よりも幾分か穏やかになってきた小網代湾。マリーナを出港するボートやヨットの数も増えてきた。
ショップ99で購入した弁当を広げ、ペットボトルのお茶を飲みながら、船体に「油壺12」と書かれた手漕ぎボートの上でマッタリと昼食を取る小生の目の前を大きなヨットがす〜っと通り過ぎていく。
近くでは、外資系企業のお偉いさんだろうか、ブルースウィルスに似たオジさんが贅沢にもクルーザーからチョイ投げ釣りに興じている。
「ん〜〜まさに格差社会」

ふとそう感じた春のひととき。
午後から引き続きキスを狙うも、アタリは午前ほどなく苦戦を強いられることに。

湾の中では小型船舶操縦士を目指している人だろうか、教習艇で実技講習を受けている受験生の姿も見受けられた。がんばれよ〜〜(><)
キスが釣れないかわりにキタマクラやヒイラギといった猫またぎ的外道ばかりが掛かるようになってきた。
場所をこまめに移動しつつ、どうにかやっとのことでキスを1尾追釣。
午後に入ってからは結局のところこの1尾のみ。14:30になったので片付けを始め、15:00までに沖上がりとした。
ボート屋のオジさんも小生が釣っているところを見ていたようで「あの辺じゃあまり釣れないだろぉ、すぐ目の前で釣っていた人はキスを15〜16尾釣ってたよ。釣ったキスを餌にヒラメを上げてる人もいた」とのこと。
この日ボートを出していた中で小生の釣果はあまりよろしくない成績だったようだ。
しかし、今年の暖冬の影響もあってか海水温は例年より高く、この時期からキスがノッ込み始めていることは確認できた。今時期こそ入れ食いとはいかないが、GWあたりから釣況も更に良くなってくるのではないか。
「ん〜〜、それにしても一度でいいからヒラメを釣り上げてみたいものだ。」
今年もこの小網代には何度となく足が向きそうな、そんな予感のする春の一日だった。





2007年3月25日(日)
釣行場所 東扇島
天気 曇、風は穏やか、かすかに暖かい
潮(横浜標準) 小潮
干潮 1:50 15:30
満潮 7:24
釣行時間 16:30〜18:30
キープ 21cmカレイ1尾、32cmアイナメ1尾
リリース なし
春の底物釣り
超久々の釣行である。前回の釣行記が今年の元日だから、ざっと3ヶ月近くぶりの釣行である。
これだけ久しぶりだと、出発前に道具を揃えているときにも「あと何が必要だっけかなぁ〜」などと悩んでしまい、
現地に着くまで微かに心配だったりする。途中上州屋で青イソメを1パックだけ購入、一路車を東扇島へと向けた。
現地到着後、竿やリール、仕掛けなどの準備をするが、幸いにも忘れ物などはなく、ホッとしながら16:30実釣開始。
日曜日で遅めに家を出たということもあり、今回は「ちょいと東扇島まで〜」的なプチ釣行。竿もあまり出さずに、
自作のブラクリもどき仕掛け1本に、置き竿用に投げ1本の計2本体制である。投げのほうは段差キス・カレイ仕掛けを使用し、沖目でカレイなどのアタリを待ち、その間に昨年末にアイナメをGETした中通しオモリとムツ針を使ったブラクリもどき仕掛けをキャストし、それを手前にサビキながら手持ちでアタリを探ってみる。
最初のうちしばらくは正面方向に投げつつ探ってみたがアタリは全然ないので、投げる方向を沖に向かって直角の方向、すなわちヘチ沿い方向に投げてみることに。4号中通しオモリを抱えた仕掛けは岸壁沿いをピュー〜っとトレースしながら飛んでいく。20m近く飛んだろうか、ヘチ際に仕掛けが落ち、糸フケをとった次の瞬間、いきなりグググッというアタリが手元に伝わってきた。貴重なアタリである。根に潜られてはたまらないのですかさずグィっとアワせ、リールを巻き上げてみた。
すごいヒキである。手元には獲物が暴れている感触がビシバシ伝わってくる。今回道糸にはPEを使用、竿は昨年岡山へ出張した時に当地の釣具屋で買った、「グラスパワー」とか書かれた2.4mの訳わからない柔らかめな安竿だけあって、伝わってくるヒキはなかなかのものである。
(今回のグラス竿が登場する釣行記は特集(特別編)チョイ投げセットで瀬戸内をぶら〜りを参照)
このとき仕掛けを投入した付近にはボラの群れがいたのでそれらの1尾が掛かったのかもしれない。道糸はPE2号、ハリスはフロロの4号である。遠慮することなく思いっきり格闘させてもらうと、次の瞬間、バシャバシャと音を立てて獲物が水面に現れた。
アイナメである!しかもなかなかの良型だ。
グイグイ引っ張っていたのはボラが暴れていたのではなく、アイナメが首振りダンスをしていたのだ。
近くにタモは置いておいたが、そのまま引き抜けそうだったので、せ〜のと呼吸を整えて地上に上げた。
サイズ的には年末に釣り上げたものより若干小さかったが、ヒキそのものは今回のもののほうが格段に激しく、楽しませてもらった。
一方、投げ仕掛けのほうはエサがかじられることはあってもアタリは皆無。そちらは半ば放置することにして、手持ちでブラクリもどきのほうを楽しむことにした。
先ほどのアイナメ以降これといったアタリはなかったが、1時間半くらいの沈黙の後、またアタリが。軽くアワせて巻いてみると、この獲物も何やら反抗的な動きをみせてくる。上がってきたのは小ぶりではあったがカレイである。上がった後も体をクネクネとウネらせてなかなか元気である。
今回も岡山でGETした竿がなかなかイイ仕事をしてくれた。今のところ、仕事量の面でいくともう1本の岡山でGET(拾った)した竿のほうが活躍してくれているのだが、今回の竿も岡山ではダツやハゼ、コノシロをGETしてくれ、今回は良型のアイナメGETしてくれた。今後の更なる活躍に期待である。
時刻は18時半を過ぎていた。次の日は遠方への出張で朝も早いために、今回は、このカレイと先ほどのアイナメをクーラーボックスに入れて納竿することに。
たった2時間の釣りだったが、超久々かつオカズもGETすることができたのでなかなか満足な釣行だった。



2007年1月1日(月)
釣行場所 富津新港
天気 曇り一時雨、風は穏やか、かなり寒い
釣行時間 7:30〜18:00
キープ 23cmウミタナゴ1尾、針飲み木っ端ガレイ5尾
リリース 木っ端ガレイ多数


富津新港から拝む初日の出。ちょっぴり味気ないか…

マッタリ車横付けのススメ(謎)
昨年末のこと、このFishing Diaryでも何度となく登場したF氏と、年始の釣行プログラムを練ってみた。陸っぱりにしようかそれとも沖に出て釣るか考えた挙句、F氏の「寒いし、車横付けでマッタリ出来るところがいいんだよね〜〜」のイマイチ覇気のない一言で首都圏某所で竿を出すことに決定。
その某所とは、ズバリ千葉県は富津新港。車横付けで釣り座が広く、とりあえずボウズは逃れられそうな場所となると、おのずと限られる。単独釣行なら一人でガツガツ精力的に釣行するのもいいのだが、2人での釣行となるとあまり自分勝手にガツガツはできない。むしろマッタリ落ち着いてのスタイルになってくる。
元日未明小生は、川崎まで環七経由で走ったあと、シマヤ釣具店の自販機でエサをしこたま購入。そこからは東京湾アクアラインに乗って、一路木更津方面を目指す。

対岸にはベイブリッジをはじめ、横浜の街並みが蜃気楼のように浮かび上がって見えていた。

最初は湾岸沿いを進んで千葉に出るルートも考えたが、距離が長い上にガソリンもそこそこ消費してしまうので、ならば少し割高でもアクアラインを使ったほうが楽であるという判断からだ。浮島インターから乗ってみたが、車の通行料はめっぽう少ない。川崎〜木更津間を15分程度で結んでしまう東京湾アクアラインはかなり魅力的ではある。しかしいかんせんその通行料の高さが災いして浦安・船橋方面へと迂回する人が未だに多いのも事実。ETCなら割安で通行できるものの、現金で3000円支払うの厳しいかもしれない。
ガラガラのアクアラインを通り抜け、木更津に入り、そこから国道16号線で富津に向かった。
現地到着は午前3時を回っていたが、F氏はまだ到着していない。
小生はしばし仮眠をとることに。

周囲が明るくなってきたので目が覚めると、小生の車の背後ではすでにF氏が投げ釣りをしていた。小生の到着後すぐにF氏も到着したようで、休む間もなく夜釣りをしていたらしい。バケツの中にはすでに良型のメバルが泳いでいた。

元旦の富津新港。ファミリー層などで賑わっていた。
小生は西から上がる初日の出を軽く鑑賞した後、早速準備に取り掛かった。
当初、釣行日は2日に、、とのことだったのだが、天気予報では2日は雨とのことだったので急遽1日前倒しに。元旦から釣りをする人なんていないだろう。とタカをくくっていたのだが、現地は結構な数の車が横付けされて各々釣りに勤しんでいる。まさに好きモノの集まり富津新港といった感じだ。
小生は遠・中・近と3本の投げ釣りに、年末の東扇島釣行でアイナメをGETした中通しオモリ仕掛け1本の計4本で実釣開始。
それぞれを置き竿にした後、F氏としばし雑談。その後はあまりにも寒いので車の中でマッタリ休息。今回の釣行は普段と違ってなんだかダラけた感じの釣行だが、これも冬ならでは。こういった釣りもたまにはいいものである。
車の中ではテレビを見ていたが、どこのチャンネルを見てもたいして面白い番組をやっていない。まぁこれも正月らしいと言えば正月らしい。

ショップ99の弁当に、F氏が買ってきてくれた「さぼてん」のヒレカツ&メンチのトッピング。こいつは春から縁起がイイ(謎)

その後、投げておいた仕掛けを巻いてみると木っ端ガレイが一荷で掛かっていた。アタリもなかったようなので、いつの間に掛かっていたのかはわからないが、針を飲んでしまったものはキープし、針が取れて元気なのはリリースした。
手返し後も投げてはサビき、投げてはサビきを繰り返したが、これといったアタリはなく、巻いてみると木っ端ガレイが付いていた。なんてことがしばらく続いた。
小生としてはオーバー30cmのカレイを釣り上げたいのだが、そういったお魚からの魚信は皆無。どうやらこの辺りは木っ端ばかりがわんさかいるようである。
やがて昼になり、空には厚い雲が立ち込め始めた。
しばらくすると雨がポツポツ落ち始め、雨足も徐々に強まっっていった。
道具を少し片付けて車中に緊急避難。こういったときほど車横付けが有難いことはない。暖かい車の中で、昼食をとることに。来る途中で買ってきたコンビニ弁当に、F氏が富津のジャスコ内にある「さぼてん」で買ってきてくれたカツをのせ、ほんのちょっぴり豪華な昼食に。F氏の優しさに正月から涙が止まらない(爆)
天気予報では晴れのはずだったが、なぜか土砂降りの雨が…
これでかなりテンションダウン

昼食も終え、再び再開するが、釣れてくるのは木っ端ガレイかヒトデだけ。ずぅ〜〜〜〜〜っとそんな感じが続いていたので、半ば嫌気がさした小生は車の中で仮眠ならぬ爆睡することにした。
どれだけの間寝たのだろう。目が覚めると時計の針は16時を指していた。
「いかん、いかん、夕マヅメではないか…」
慌てて外に出て、置き竿を巻き上げるが、魚も付いていなければエサも付いていない。エサのない仕掛けをただ単に海中に放置していたことに少し悔いを感じた。

ふと横を見てもF氏の姿はない。F氏もいつの間にか寝ていたようで、小生が手返ししている間も車中で爆睡眠していた。 「おはようございます」
眠気眼で目覚めるF氏。

「ったく〜、イチバン美味しい夕マヅメに寝ているなんて…」の小生のチクリとした一言に、
「なんか釣れたの?」

とすかさずF氏の返答。
「いや、何も…」
木っ端ガレイをリリースしつつ、泳いでいくのを淋しげに見守るF氏。意外とやさしいじゃないか。

それに対して嘲笑するかのようなF氏ではあったが、F氏は再開早々に小ぶりのアイナメをGET。
「アイナメはまだ冷蔵庫に残っているし、これはリリースするかな…」
そんな余裕綽々のF氏を横目にアタリを待つ小生。
細かいアタリはたまにあるものの、針にはノッてくれない。ノッたとしても掛かってくるのは木っ端ガレイのみ。細かいアタリの正体はどうやら木っ端ガレイのようである。
周囲も暗くなってきたので、小生は投げ仕掛けをすべて回収し、片付け準備に入った。

その後は中通しオモリの仕掛けを胴突き仕掛けにチェンジし、メバル狙い1本で楽しむことに。埠頭には大きな台船が係留されていたので、岸壁と船の間に仕掛けを落としたりしたが、アタリは乏しい。
そのうちゴツゴツッといったアタリのあとに長めのアタリが来たのでアワせてみると良型のウミタナゴをGET。
結局のところ、この日まともなアタリが来たのはこのウミタナゴ1尾だけ。

夜の東京湾景をバックにアタリを待つ岡山で拾った竿。
まぁ、時期も時期だしこんな展開になることは薄々予想していたので仕方ないところか。
F氏と春先の再会を誓って、富津を後にした。
いよいよ新しい年のスタート。今年はどんな1年になるのやら。今年こそ爆釣の1年にしたい!
と、毎年願っているような気もするが、しいていえば昨年個人的に不調だった青物を今年は沢山GETしたいところか。
これをご覧になっている皆様にとっても公私、そして釣りの面でもよき一年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。



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